今年8月、摂津市で3歳児が母親の交際相手に熱湯をかけられ死亡した事件がありました。
この事件に向き合って行政と対峙している児童虐待対策委員会(CCC)による意見交換会があり、参加してきました。
児童が通っていた保育園であざやこぶを発見し市に報告をしていたり、母親の知人が子どもの危険性を市に報告していましたが、最終的に児童の命を守ることが出来ませんでした。
現在、交際相手の松原被告は逮捕され、母親も暴行容疑で逮捕されましたが略式起訴で罰金10万円。
摂津市ではこの5年で3件の児童虐待死事件があったそうです。
母親の知人の方が事件の背景を報告されました。
母親の異常に気付き、子どもを守るために市に相談するなど行動されました。彼女たちがいなければ、もしかしたら事実が明らかにならなかったかもしれません。
CCCは摂津市の事件の他にも、福岡県で起きた児童餓死事件(母親が女性に洗脳され子どもを餓死)や、記憶に新しい保育園バスに置き去りにされ熱中症で死亡した事件などにも携わり、行政などの対応について独自で調査されています。
これらの児童虐待事件を未然に防ぐことは出来なかったのか、今の制度のどこに落とし穴があるのか、なぜ悲しい事件が繰り返されるのか。
これ以上の犠牲を出さないためにも、CCCの皆さんは政治団体として立ち上がり、全国的に活動されており、頭が下がる思いで報告を聞いていました。
児童虐待には、身体的虐待、心理的虐待、ネグレクト(育児放棄)、性的虐待などがあります。
実の父親から性的虐待を受けていた女性の証言もありました。
覚悟をして今回参加しましたが、壮絶な体験、実際にある話は辛すぎて心がついていけませんでした。
世に出てない隠れた児童虐待がまだまだあるかもしれません。家の中で声も出せずひっそり苦しんでいる子どもがいるかもしれません。
だからこそ、周りの気付きが重要です。
異変に気付いたものがまず誰かに相談することから始まります。
ただ、相談した先が形式だけの面会や対応では命が救えなかったとCCCは問題提起されています。
旭川で起きた女子中学生いじめ凍死事件についてのお話しも聞きました。
第三者委員会が発足され事件について調査していましたが、委員の中に加害者側に近しい方々が加わっていたことなどが明らかになり、学校、教育委員会、行政の対応などについても問題視されていました。
いじめも然り、虐待然り、クローズドな空間で行われているケースが多く、その扉をこじ開ける外部の力が必要で、子どもを保護する機関が役割を果たせるためにどうすればいいのか。
制度や仕組みに問題があるなら、行政に対して問題提起をし、議論し、変えていくことが議員の仕事です。
たくさん考えさせられました。
意見交換会にお声がけいただいたCCCの竹井さんに感謝します。
一地方議員ですが、自分が出来ることは何か、これからも勉強していきたいと思います。
CCC さんの意見交換会の動画がアップされていたのでシェアします。
この事件に向き合って行政と対峙している児童虐待対策委員会(CCC)による意見交換会があり、参加してきました。
児童が通っていた保育園であざやこぶを発見し市に報告をしていたり、母親の知人が子どもの危険性を市に報告していましたが、最終的に児童の命を守ることが出来ませんでした。
現在、交際相手の松原被告は逮捕され、母親も暴行容疑で逮捕されましたが略式起訴で罰金10万円。
摂津市ではこの5年で3件の児童虐待死事件があったそうです。
母親の知人の方が事件の背景を報告されました。
母親の異常に気付き、子どもを守るために市に相談するなど行動されました。彼女たちがいなければ、もしかしたら事実が明らかにならなかったかもしれません。
CCCは摂津市の事件の他にも、福岡県で起きた児童餓死事件(母親が女性に洗脳され子どもを餓死)や、記憶に新しい保育園バスに置き去りにされ熱中症で死亡した事件などにも携わり、行政などの対応について独自で調査されています。
これらの児童虐待事件を未然に防ぐことは出来なかったのか、今の制度のどこに落とし穴があるのか、なぜ悲しい事件が繰り返されるのか。
これ以上の犠牲を出さないためにも、CCCの皆さんは政治団体として立ち上がり、全国的に活動されており、頭が下がる思いで報告を聞いていました。
児童虐待には、身体的虐待、心理的虐待、ネグレクト(育児放棄)、性的虐待などがあります。
実の父親から性的虐待を受けていた女性の証言もありました。
覚悟をして今回参加しましたが、壮絶な体験、実際にある話は辛すぎて心がついていけませんでした。
世に出てない隠れた児童虐待がまだまだあるかもしれません。家の中で声も出せずひっそり苦しんでいる子どもがいるかもしれません。
だからこそ、周りの気付きが重要です。
異変に気付いたものがまず誰かに相談することから始まります。
ただ、相談した先が形式だけの面会や対応では命が救えなかったとCCCは問題提起されています。
旭川で起きた女子中学生いじめ凍死事件についてのお話しも聞きました。
第三者委員会が発足され事件について調査していましたが、委員の中に加害者側に近しい方々が加わっていたことなどが明らかになり、学校、教育委員会、行政の対応などについても問題視されていました。
いじめも然り、虐待然り、クローズドな空間で行われているケースが多く、その扉をこじ開ける外部の力が必要で、子どもを保護する機関が役割を果たせるためにどうすればいいのか。
制度や仕組みに問題があるなら、行政に対して問題提起をし、議論し、変えていくことが議員の仕事です。
たくさん考えさせられました。
意見交換会にお声がけいただいたCCCの竹井さんに感謝します。
一地方議員ですが、自分が出来ることは何か、これからも勉強していきたいと思います。
CCC さんの意見交換会の動画がアップされていたのでシェアします。