5月16日、17日で柏原市議会、総務産業委員会で行政視察に行きました。

1日目は流山市の『シティプロモーション』について、マーケティング課長さんから詳しく説明をしていただきました。

2013年の初めての選挙に出る時から流山市に着目していて、イベント会場にもなる流山おおたかの森駅前の広場を見学したいと思っていました。
若い人が集う素敵な空間で、想像以上に広く、背の高い木がたくさんありました。

海外をたくさん見てきた市長の思い描くまちのイメージがあったそうですが、はじめは職員となかなか共有出来なかった苦労があったとか。



少し話は変わりますが

当時議員をされていた松野豊さんの研修会(平成30年)を受けたことがあります。
市長がマーケティング課を作ったのはいいけれど、何を目的にマーケティングしていくのかという点で、ターゲット層を絞って戦略を立てるべきという松野さんとの議会での議論で決まっていったという話を聞いて感銘を受けました。

松野さんは3期務めて自ら議員を引退され、その2年後に松野さんが携わられたドラマ「民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜」が放送されました。
普通の主婦が市議をめざして選挙をして議員になる内容でしたのでかじりつきで見ていました。そのドラマを監修されており驚きました。研修はその後に受けました。



話を戻して、

つくばエクスプレス(TX)の開通が市の発展に大きく寄与したことは間違いないですが、付随するソフト面がなければここまで伸びてなかったのではとのこと。

民間人だった担当課長さんのギュッと内容の詰まった話でメモ📝がいっぱいになりました。
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2日目はつくば市のスタートアップ事業について。
まずは産業振興課からのお話を伺いました。
つくばクオリティ認定制度やつくばコレクション認定制度(物産支援)を活用され、販路開拓、拡大などを目的に産業を盛り上げられていること、様々な補助金で事業者支援をされている話などを聞きました。

続いてスタートアップ推進室よりお話を伺いました。

筑波大学のベンチャー創出は全国上位にあって、地方大学ではトップクラスだそうです。
市長の思い入れがあり、2016年から戦略を立て取り組んでこられました。

つくばエクスプレスの開通でこちらも人口は右肩上がりですが、流山市と同じく、その分歳出も増えていくと仰っていました。

住民は「科学のまち」の恩恵を感じているかどうかのアンケートで、半分が感じていないという回答があったことから、社会課題の解決にテクノロジーを使って、市民生活の中で身近に感じてもらえるように事業者と共に取り組まれていました。

官庁跡地に交流の場スタートアップパークを作り、創業前後の支援をされています。
その場所で視察研修がありました。コワーキングスペースやカフェが併設されていて、とても素敵な空間でした。

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流山市とつくば市、両市のポテンシャルは非常に高く、シビックプライドを感じました。

市の規模が違うこと、色んな条件が違うことが多々ありますが、その中でも取り組めるものはないか考察し、議会での議論につなげてまいります。

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