8月6日は、柏原市こども会育成連絡協議会の60周年記念事業として、

「柏原市こども模擬議会
〜市政に届け!私たちの思い」

と題して、本番さながらの模擬議会が開催されました。

こども司会者が議会までを取り仕切り、議会か始まればこども議長により会議が進行され、14人のこども議員がそれぞれの質問をして、その質問に対して、市長、教育長が答弁されました。

こども議員からの質問は、なかなか鋭い内容もありました。

・全学年での運動会の開催はできるか

・学校にある木の遊具がずっと使えないが使えるようにしてもらえないか

・柏原図書館を他市のように、子どもから大人まで使いやすいものにできないか

・学校の低学年用トイレをきれいにしてもらえないか

・学童の非常用階段がひとつしかなくて7年前から要望している、つけてもらえないか

・給食の食品ロスと市の対策はどうしているか

・学校図書室をもっと使いやすくしてほしい

・空地の手入れをしてほしい、どこに言えばいいかわからない、市に改善してほしい

・6月2日大雨で大和川があふれそうだったが、柏原市はどう対策しているか

・旧堅下北幼稚園をやまびこガーデンのように地域の人が集える場所にしてほしい

・学童で、雨が降ると地面が湖のようになってしまう、どうにかならないか

・公園にゴミ箱がない、あるところもあるので置いてほしい

・大県の旧国道の歩道が狭い、歩きやすくしてほしい

こども議員からはいい質問が出てきて、大変興味深く聞き入っていました。
恐らく時間の都合上、再質問までは出来なかったのかもしれませんが、子どもながらの純粋さでもらった答弁に対してさらに突っ込んで聞いてほしいなと思って傍聴していました。
どれもこれも本当にいい視点で質問していたと思います。
良い経験になったことでしょう。
周年事業なので、前回は50周年の時に開催されたようですが、とてもいい取組だと思うので、また開催してもらえたらと思います。
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その後、リビエールで開かれている平和展へ行きました。
親子で来場されている方が多かったです。
クイズに答えたらキャラクター消しゴムがもらえます。




アメリカで、原爆の父といわれる「オッペンハイマー」の映画と、「バービー」が放映されています。
この2つの映画にはなぜか「原爆」という共通点があります。
前者は正に原爆を開発した人物のことなので理解するのですが、バービーの方はキノコ雲をあしらった写真コラージュに対して、SNS上の公式アカウントで好意的なコメントをしたということで、物議をかもし、現在炎上しています。

今年も柏原市の平和展で、原子爆弾リトルボーイの模型が展示されていました。
これを見ると悔しくて、悲しくて、やりきれない思いになります。
展示されているパネルに原爆投下の理由がありました。アメリカは「長引く戦争を終結するための手段として」使用した、「膨大な経費を使った原爆開発を国内向けに正当化できる」といった説明が書かれていました。
その原爆によって多くの日本の民間人が犠牲になりました。一般の人々です。到底、許されるものではありません。

また、アメリカでは、原爆の被害がどれほど大きかったかを知らない人もいると、テレビで放送されているのを見ました。
世界で二度と原爆が投下されないように、原爆被害の悲惨さについて被害を受けた日本だけではなく、世界中の人々が学ぶべきだと私は思います。
毎年、考えさせられる平和展です。

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