③盛り土の点検について、④太陽光発電パネル設置について、を質問してきたのは森林環境保全の観点からです。
3分の2の面積を占める山の管理をするのは大変ですが、だからこそ効率よく手を入れて共生し、知恵をだして山を活用すること、それが柏原の再生の課題だと考え、今回質問しました。


一般質問
森林環境保全について

柏原市では、令和2年度から森林の維持、保全、整備の担い手の確保、育成に取り組み、さらに森林環境譲与税を活用して着々と保全活動を進められ、大阪府からも一目置かれているそうで誇らしいことです。
専門知識をもって継続的に取り組んでいくためにも、専門的スキルを備えた職員の育成が必要です。
事業の進捗に合わせて、雇用形態等含め、どういう人材を確保していくか検討していくと答弁をいただきました。

森林保全活動は所有者の方々や、市の力だけでは足りません。企業や市民の方々に森林保全に関わっていただくような、組織的な取組についてを質問しました。

「森林を保全、活用するためには、所有者の方々の理解と協力が大変重要であるため、周知方法等について森林保全検討会等で検討していく。また、社会貢献活動として森林保全活動に取り組もうとする市民ボランティア団体や企業との連携、さらには実際に運営していく組織づくりなどが必要であるため、フォーラムや森林保全検討会の開催により、市民や企業に参加いただき連携方法や運営組織の在り方について検討する。」と答弁をいただきました。

(以下、議会で訴えた文章から)

森林保全、山の活用など、これらを運営していく組織が必要ですので、
賛同してくれる企業やボランティアの募集のPR活動を、
広報などを通じてどんどん働きかけをお願いいたします。

輸入木材が高騰して、国産木材が必要となり、林業が求められる時がくるかもしれません。
いざという時に、森林台帳が整備されていなければ誰が所有者かわからない、
どういった木が植えられているかわからない、では動けません。

山の管理にはマンパワーがいるわけですが、面積の3分の2を占める柏原市の庁内での比率というのは少ない、という印象があります。

柏原市にとっては大事な部分だと思いますので、市長はじめ理事者の皆さんには山をもつ市の責務、責任として体制を強化していただき、管理と保全を推し進めていただくよう要望しました。



高尾山創造の森には美しいけやきの林があります。
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