これまで市は臨時交付金を活用して商工業支援策を実施してきていましたが、コロナが落ち着いた時こそ、経済を立て直す方策が必要です。
商工業振興については、令和4年度も新型コロナ感染症の状況と、国や府の動向に注視しながら、これまで実施できなかったとくとく市や特産品PR販売など実施していくとのことでした。

市のWebサイトのトップページに「まち・ひと・しごとネット」のバナーがありますが、事業者側、消費者側がどのように活用しているのでしょうか。
ニーズ調査はしているのか、今後の活用、根本的に刷新していくことについて、質問しました。

令和3年度に利用者アンケートを行っており、事業者情報の閲覧、補助金や助成制度の情報の閲覧に利用されていることがわかり、企業情報を追加掲載できるよう改善しているという答弁でしたが、実際どれだけの市民がこのサイトを知っていて、活用しているのでしょう。
それぞれの意見を吸い上げ、データベースとしての活用にとどまらず、機能を強化してサイトの充実をと要望しました。

次に2020年度に新しく作ったアプリ「カシモ」について、現在はどのような運営となっているのか、「まち・ひと・しごとネット」との連携についても質問しところ、民間事業者による自走運営をしており、まちひとしごとネットにもリンクを貼り、「カシモ」では市政情報コーナーを増設していただき改善をはかっているとのことでした。

行政におけるデジタルを推進していく中で、市民が市内の商工業にアクセスできるものを構築していただきたいです。
産業の分野で市がデジタルに関してフォローアップしているものはこれだけです。
産業振興課には大きなコンセプトをもってマネジメントをし、活用できるものを要望しました。