北朝鮮拉致被害者家族会の代表を務めてこられた横田滋さんが6月5日ご逝去されました。
40年以上にわたり、娘の救出に向けて訴え続けてこられました。
御存命のうちに願いは叶いませんでしたが、後に残された者が遺志を受け継ぎ、必ず早期解決に向けて声を上げていくことを誓うとともに、謹んでお悔やみ申し上げます。

横田さんご家族が会見を開かれました。
めぐみさんの双子の弟さんたちの言葉が印象に残っています。

一番悪いのは北朝鮮で間違いないが、
ジャーナリストやメディアが安倍総理は何をやっているんだという。
何も動いていないじゃないかというが、安倍総理、安倍政権が問題なのではなく、40年間何もしてこなかった政治家や北朝鮮が拉致なんてしていないというメディアがあったからここまで安倍政権が苦しんでいる。
安倍総理、安倍政権は動いてくれている。
何もしていない方が安倍政権を批判するのは卑怯だと思います。

このように思いをきっぱりと述べられました。
たしかにSNSなどで北朝鮮拉致問題が解決しないのは現政権であると声高らかに批判するものを目にします。
では、ご自身はどうだったのでしょうか。
今こそ、国民一人一人が自分自身がどう感じ、どう動いたかを問い直す機会だと思います。
私も力不足です。まだまだ市議会でも訴えなければなりません。
学校教育でこの拉致問題は現在進行形で解決されていない人権問題であることを教えていくことが私たち大人の役割です。
アニメ「めぐみ」を全児童がみる機会をもつことが大事なことです。
日本人であるのに、日本人が平然と拉致され帰国すら許されない状況であることを知らないのは問題であるといえます。


日本国歌「君が代」の中の

さざれ石いしの
巖いわほとなりて

「小さい石が集まり
やがて大きな塊になり」

私たち一粒一粒の小さい石が集まれば、大きな岩となります。

だから今こそ、日本に住む私たちが「一枚岩」となって北朝鮮に向け、拉致被害者を返せと声を上げなければなりません。

大きな「さざれ石」を作りましょう。

6月9日 横田ご家族の会見フルを是非ご覧ください。



#北朝鮮拉致被害者全員奪還 
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