柏原市議会議員 山口ゆか ブログ

柏原市議会議員 山口由華の日ごろの活動を発信しています。

2019年05月

春の交通安全運動です。

5月11日〜5月20日は春の交通安全運動です。

4月末の速報では、府下の人身事故は前年より減少、柏原市の人身事故は64件(前年よりマイナス15件)、自転車事故は72件(前年よりマイナス29件)、死亡0人、いずれも前年より減少傾向です。
警察署長さんからは、今後はさらに厳しい取り締まりをしていく、常に緊張感をもって運転を心がけてほしいというお話がありました。

交通安全の映画は「なぜ、自転車事故は起きるのか」ということで2件の事例に基づき、自転車ルールを学びました。軽い気持ちで自転車に乗ってしまいがちですが、いつ自分が加害者あるいは被害者になるかわかりません。自転車に乗る時も交差点の徐行や前方を確認しながら走行しないといけませんね。

先日の、大津で起きた前方不注意による痛ましい事故が二度と起こらないように、私たちも車に乗る時、自転車に乗る時は、運転に集中して、前を見て運転しなければと改めて思います。

近未来では、車は自動運転化され、前方不注意による交通事故などが発生しなくなるかもしれません。大いに期待するところですが、今の私たちに出来ることは日々の安全運転ですね。

また、いよいよG20が来月に迫ってきました。長期間、大規模な交通規制があり、阪神高速等も規制がかかるそうです。しっかりと準備をして6月27日〜30日の4日間に備えたいですね。
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常任委員会の行政視察へ

令和の時代もどうぞよろしくお願いいたします。

5月9日~10日で総務産業委員会で行政視察へ行きました。
行先と目的は、大分県豊後高田市の定住促進の取組について、佐賀県佐賀市の廃校となった小学校跡地活用についてです。

まずは1日目、大分県豊後高田市の定住促進の取組
宇佐という駅で降りて、シャッター街を復活させて今では大変賑わいのある商店街となっている「昭和の町」で昼食をいただき、休憩中に少し商店街の中を歩きました。たしかに昭和のにおいがしてくるような空間になっています。10連休のGWは多くの観光客であふれかえっていたそうです。昨日は連休明けでお休みのところが多かったようで閉まっていました。
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宇佐はUSAなので駅名標がこのようになっていました。
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昭和の町から歩いて10分のところに豊後高田市役所があります。
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地域活力創造課の職員さんより取組について説明していただきました。
平成17年に旧豊後高田市、真玉町、香々地町が合併して豊後高田市となりました。柏原より小さいまちで人口は23,000人弱、高齢化率は37.96%ですが、昭和20年代には約5万人だったそうです。
年間140人が出生しますが、年間の死亡者が400人で、260人の人口が自然減となっており、この数字が100になるように目標を定めて平成23年から本格的に移住対策をしました。

平成18年からは空き家バンク事業に取り組み、平成23年から移住の取組を始めてから契約数が伸び、平成21年に空家調査をして当時800戸あった空家が(現在は増えている可能性がある)、昨年度までの契約合計数が224件あり、一定の成果があったとのこと。
さらに、宅地造成をして住宅団地100区画を作り完売、そのうち26区画が市外からの移住者。
3つの定住関連のサイトを充実させ、いかに情報を出して拾ってもらえるかということで、メディア等の取材には休みであろうと夜間であろうと絶対に断らないようにしているそうです。
市内に自動車関係の工業団地があり、2300人の雇用がある。製造業の人材不足の問題は豊後高田市にもあり、外国人労働者も増えてきているとのこと。

平成14年から学校の週5日制の導入を受けて、勉強時間の確保と人材育成のために市営の無料塾「学びの21世紀塾」を開講、学力の基礎作りなどに取り組み、学力は大分県内9年連続トップクラスになったそうです。

「ひとりぼっちを作らない」子育て支援策として、平成16年には子育て支援拠点施設を作り、子どもの預かり保育などを始めたり、病後児保育やファミサポ事業、研修を受けた先輩ママが新米ママの悩み等を聞くホームスタート事業などを展開。

これらの施策によって、市外からの移住者の6割が子育て世帯となり、平成30年度の移住は129世帯、275人ということです。

商店街の活性化、空家バンク制度、子育て支援、学力向上策、これらがうまく相乗効果を発揮して定住促進につながっていると担当職員さんが話しておられました。雑誌宝島の住みたい田舎ランキングで1位になったそうで、市のPRに貢献しています。
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議場は今度新築される柏原市の議場と同じような作りでした。


2日目は佐賀県佐賀市の廃校となった小学校の跡地利用について
富士小学校と富士南小学校を統合して、中心街にある富士小学校を廃校にして、新しい校舎の富士南小学校を使用することに。学校のあり方について地元で十数回に渡って意見交換会を開催し決定され、平成25年から統合となった。(スクールバスを運行)
跡地利用については平成24年8月に地元検討会を発足、25年度末に中間報告、27年度末に最終報告となり、28年度10月に市の計画案が策定された。
跡地は合宿誘致用の簡易宿泊施設、企業誘致用のオフィスルーム、地元住民が利用できる多目的スペースを中心に設置することとし、校舎と体育館を耐震補強と改修工事を行い再利用することに。
財源の7億円は過疎対策事業債や地方創生交付金を活用する。
設計と管理運営を一括発注として公募。選考委員会に地元代表の2人参加。地元住民に対して行政側は慎重に丁寧に対応されている印象が強く残りました。
現在は工事中で、完成は来年度ということで残念ながら現場を拝見することは叶いませんでした。
古湯集落では14軒の温泉宿があるため、既存旅館へ配慮した運営の要望がある。
佐賀市の市街地にあるサテライトオフィスはすぐに埋まるそうで、ニーズはあるとのことです。
地元との協議を慎重に行った結果、再び地元に愛される場所として生まれ変わることが出来るのではないでしょうか。2年後の完成が楽しみです。
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庁舎の受付窓口は緩いカーブになっていました。
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2日目の写真はあまり撮っていなかったためこの程度です。
佐賀市のシティプロモーションの一つ、熱気球があります。バルーンミュージアムや毎年10月下旬から11月上旬にかけて世界各国から100機を超えるバルーンが参加するアジア最大級のインターナショナルバルーンフェスタが開催されるとのことです。一斉に上がるバルーンは圧巻だそうで、いつか見に行きたいなと思いました。佐賀市インターナショナルバルーンフェスタ




2市の取組を聞き学びました。地方故のものもあるため即柏原市に反映できるものではありませんが、今回も感じたのは、携わっている職員さんの熱量です。市民との対話も大事にされています。議会でも発言していますが、事業に携わるのは職員です。市長も議員も任期があります。職員はずっと市政に携わっていきます。職員のモチベーション、実行力に関わってきます。そういった意味でも私の役割を果たしていけたらと考えます。また、聞き学んだことを柏原市にどう活かしていけるか、この後も整理したいと思います。

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