柏原市議会議員 山口ゆか ブログ

避難体制を自らで考え、まずは自助、避難することです。 
とりこし苦労になっても何も起こらないことを強く望みますが、私たちの想像をはるかに超えたことが起こるかもしれません。常に心の準備をしておくことをお願いいたします。

2014年1月21日 （危機管理課）

　武力攻撃やテロが発生した際に、住民等の生命・財産を保護し、住民の生活に及ぼす影響を最小限に抑えることができるよう、住民の避難や国民保護措置等を的確かつ迅速に行うために「柏原市国民保護計画」を策定しました。

　この計画は、柏原市国民保護協議会への諮問や市民に対するパブリックコメントの募集、大阪府との協議等を行って策定されたもので、国民保護のための措置等を実施するための基本的な枠組みを定めたものです。

表紙

目次

　　第１章　総則

　　第２章　基本方針

　　第３章　関係機関の責務と役割

　　第４章　市の地理的、社会的特徴

　　第５章　市国民保護計画が対象とする事態

　　第６章　緊急対処事態への対処

　　第７章　用語の定義

　　第１章　実施体制の確立

　　第２章　住民の避難

　　第３章　避難住民等の救援

　　第４章　武力攻撃災害への対処

　　第５章　国民生活の安定

　　第１章　組織・体制の整備

　　第２章　避難・救援・災害対処

　　第３章　特殊表彰等の交付及び管理

　　第１章　施設の応急復旧

　　第２章　武力攻撃災害の復旧

　　第３章　国民保護措置に要した費用の支弁等

　　第４章　国民の権利利益の救済に係る手続等


次に、 弾道ミサイル攻撃や核兵器・化学兵器等を用いた攻撃の特徴と留意点の表です。
字が小さく見ずらいかもしれませんがご了承ください。

弾道ミサイルについては「事前に察知できても、攻撃目標を特定することは極めて困難、きわめて短時間で着弾→時間的余裕なし」とあります。こちらについては、テレビやネット情報に敏感になっていただきたいです。避難に係る留意点としては、 「当初は直ちに近傍の屋内施設（コンクリート造り等の堅ろうな施設や地下施設）への避難。着弾後は、弾頭の種類に応じた避難」とされています。柏原市には地下鉄がないので地下施設がありません。速やかに頑丈な建物の中に避難してください。

サリンなどの化学兵器については「一般的に風下方向に拡張し、空気より重い神経剤（例サリン）は地面をはうように広がる。」「攻撃場所から直ちに離れ、外気からの密閉性の高い屋内の部屋又は風上の高台等汚染のおそれのない安全な地域に誘導」などが記載されています。
シリアで恐らく化学兵器による攻撃を受けたであろう子どもの姿がメディアで報道されておりました。あのような惨事が二度と起こらないことを祈りますが、最悪な事態を想定しておくことも身をまもるひとつの手段です。

武力攻撃事態等の警報の伝達方法は以下です。

避難の特徴を詳しく掲載

こう見てみますと、時間的に余裕のないものばかりです。
取り急ぎ、柏原市の緊急事態対応策のなかからかいつまんで掲載しましたが、詳しく知りたい方はリンクを貼っておりますので内容をご確認ください。
何も起こらないことを願うばかりですが、日頃から備えをしておくことは重要です。

北朝鮮拉致被害者の方々が心配です。 
より一層の不安な日々を過ごされていると思います。 こういう時にこそ故郷を想い苦しんでおられるのではないでしょうか。早く、無事に帰国されることを心より祈念いたします。 

このような警報をお聞きになったら何らかの有事情報です。素早く避難してください。 
弾道ミサイルは4分53秒ぐらいからです。
サンプル音


北朝鮮がミサイル発射するも失敗　東部新浦付近から1発＝韓国軍

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮は16日午前、弾道ミサイル1発を発射したが失敗したようだ。韓国軍合同参謀本部はこの日、「北がきょう午前、（北東部）咸鏡南道・新浦付近から未詳のミサイルを発射したが、失敗したとみられる」と明らかにした。北朝鮮が発射したミサイルの種類はまだ確認されていない。

　北朝鮮は今月5日に同じ場所から弾道ミサイル1発を発射したが、約60キロ飛んだ時点で、欠陥により東海に墜落した。当時、韓米当局はミサイルを中長距離弾道ミサイル「北極星2」（米国側の呼称は「KN15」）系列と推定したが、米軍事当局の一部は中長距離弾道ミサイル「スカッドER」とした。

　情報当局の関係者は「この日、発射に失敗したミサイルは5日に新浦付近から発射したものと同系列だとの見方に重点を置いている。地上の発射施設から遠くまで飛ばせなかったとみられる」と伝えた。

　北朝鮮は前日、故金日成（キム・イルソン）主席の生誕105年（太陽節）に合わせて平壌で実施した軍事パレード（閲兵式）で、新型の大陸間弾道ミサイル（ICBM）とみられるミサイルなど3種類のICBMを公開。これに次ぐこの日のミサイル発射は軍事的な圧力を強める米国に対する一種の武力誇示と受け止められる。

　北朝鮮は25日に朝鮮人民軍創建85周年を迎えることから、再度弾道ミサイルを発射する可能性が高いとみられる。