柏原市議会議員 山口ゆか ブログ

柏原市議会議員 山口由華の日ごろの活動を発信しています。

2014年07月

視察③ 岩手県遠野市 ~市民制度 で・くらす

平成26年7月29日(火) 東北視察2日目
岩手県遠野市の市民制度『で・くらす遠野』について視察いたしました。
市民制度『で・くらす遠野』は遠野を身近に感じてもらい、移住・定住を応援する市民(サポート市民会議)と行政が一体となった定住推進組織です。職員若手メンバーによって構想から仕組み作りまでを考えたそうです。
最初にこの制度を調べたときに、とてもおしゃれでわかりやすく、デザイナーやコンサルティングに依頼したものだと思いましたがそうではなかったので大変驚きました。
若手職員の斬新なアイデアやデザインがうまく活かされているなと感じました。
どの自治体でも柏原も然り人口の減少、とくに若い世代の人口が毎年のように減り問題となっています。
どうすればわがまちに魅力を感じ定住してくれるか、政策を考えています。
この『で・くらす遠野』では会員制度で年会費(1000円 3000円 5000円)を払います。
市の情報が満載の資料が年に4回送付されます。年に4回、遠野市のことを思い出すことができます。
まずは訪れてもらい、次にリピーターに、そしていつしか住みたいと感じてもらえことを目的としています。
移住対策として、相談ワンストップ窓口(ひとつの窓口で対応)、空き家の確保、移住後の支援等があります。
実際移住された方々の半分は子育て世代であり、半分はリタイア世代です。
震災後、企業と地域のタイアップで地域イノベーションとして富士ゼロックスが空き校舎を利用し、地域・産業の発展と人材育成を目的として遠野未来みらい創りカレッジを開設しました。
空き校舎が有効活用され、人の流動もあり、話題にもなりにぎわいがあり、大変魅力ある事業です。柏原市にも誘致したいものです。
定住促進のため、日々新しいものに挑戦し前向きに取り組まれていることを感じました。
柏原市に人が流れ込み移り住んでもらうにはどうすればいいか。
子育て世代の人口を増やすためにはどうすればいいか。
遠野市の取組を参考に柏原市ではどう落とし込むか、これから検討していきます。
『で・くらす遠野』
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視察② 岩手県釜石市~防災教育

平成26年7月29日(火) 東北視察2日目
岩手県釜石市の小学生・中学生に対する防災教育について防災危機管理課主幹にお話を伺いました。
釜石市は過去何度も津波に襲われ、多くの方が犠牲になりました。
群馬大学大学院の片田教授は過去から分析して、三陸地域は津波がくる確率が高いところであるからまずは子どもから防災への意識を高めるため、東日本大震災前から釜石市をモデルとして防災教育に取り組まれ、特に震災のあとの津波に対する危機意識を持つことを重点に教えていらっしゃいました。この度の大震災で子どもたちはまさに実践の場で教育を受けたとおりに実行したので、被害が最少に済みました。
この出来事は、メディアでは奇跡と取り上げていますが、ただただ日ごろの避難訓練どおりに行動しただけであると子どもたちはとらえています。
ここまで、子どもに防災の意識を教えてこその実績だと感じました。
残念なことに、大人は世界に誇れる防波堤があることで防災意識が希薄になり、高台に逃げていたら助かったかもしれない命がたくさんありました。
先人たちは将来に津波による被害を出させたくないという思いからたくさんの石碑を建てています。
こういった教訓も今に活かされてはいませんでした。職員の方も大変反省すべき点だと消沈されていました。
このようなことは釜石市に限ったことではなく、私たちの心の中にもどこかで自分たちは大丈夫、と感じているところがあります。
子どもは防災教育や避難訓練を受けたことをそのまま実行する素直さを持っています。
この教育を受けた子どもたちが10年後、20年後にリーダーとなり、人的被害をゼロにできる日がくるかもしれません。
柏原市では津波の心配はないかもしれませんが、土砂災害、洪水の危険があります。
日ごろからの防災教育、防災訓練で防災意識を高めることにより、救われる命がたくさんあります。
有事に対し、どれだけ実践できるかが重要です。柏原市においても防災教育に力を入れ、防災リーダーが育つ環境づくりをめざしていきたいと強く思います。

《避難の三原則》 釜石市防災教育より
  • 想定を信じるな
  • どんな時でも最善を尽くす
  • 率先避難者になる
津波防災教育のための手引き

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視察① 宮城県石巻市 ~商業ビルへの本庁舎移転

平成26年7月28日 東北視察1日目
2日間かけて会派『新風かしわら』で宮城県石巻市、岩手県釜石市、岩手県遠野市へ視察に行きました。
この視察で学んだことをしっかりと柏原市へ持ち帰り、市政に活かしていきたいと思います。
まだまだ復興途中であるにもかかわらず、快く視察に応じてくださり大変感謝いたします。

まずは、商業ビルを新庁舎として活用している石巻市役所へ行きました。
旧庁舎は昭和33年に建設され老朽化していたこと、ほかに分庁舎が4つもあることから新庁舎建設の検討をしていたところ、平成20年2月、中心市街地で営業されていた百貨店が閉鎖するという知らせが入り、この建物を活用できないか調査したところ、可能であることから改修工事がされ、工事着工わずか半年後には業務が再開されました。
東日本大震災はこの1年後に起きることになります。震災で百貨店時代に増築された6階部分が倒壊し、それまで市民の方の集いの場所として活用されてきた市民ホールや市民広場がなくなり、現在、増築部分には太陽光パネルが置かれています。 
既存の建物を活用することで、新庁舎を建設するより3分の1の費用でおさまったそうです。
しかし、維持管理費の方は負担が増え、その原因として昇降機設備や空調・照明の設備の経費等があげられるそうです。
耐用年数は元々50年で、譲り受けた時でも残り38年であったとのことです。 
商業ビルを活用したデメリット面をあえて伺うと、立体駐車場との連絡路がややこしく、当初は混乱された方もいらっしゃったそうです。
メリット面は中心市街地にあり交通手段が便利であること、市街地が活気づいてきたこと、建物がひとつなり市民の方はもとより職員の移動時間が短縮されたことなど、多くの利点があるとのことです。 
議会で庁舎の横の市の駐車場に市民病院を建設することが可決され、来年には着工予定とお聞きしました。
ますます中心市街地が活気づくことでしょう。都市機能を持たせコンパクトシティをめざし、高齢者向けの賃貸住宅を建設し、定住人口の確保、にぎわいの創出をはかっていくと伺いました。
震災でたくさんの人やモノを失われましたが、お話を伺い大変バイタリティを感じました。
震災前のにぎわいを取り戻そうと、前向きに復興に取り組んでおられました。
震災でお亡くなりになった市民の方々のご冥福をお祈りいたします。
貴重な時間を割いて当会派視察に応じてくださり、大変感謝いたします。ありがとうございました。

市民と行政とが協働のまちづくりを行う拠点施設
1階部分は商業スペースとしており、民間業者に貸しています。
高校生が運営する高校生カフェもあります。 
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親子ではっぴーフェスティバルの予告

来る9月6日(土) 9:20~ リビエールホールにて
毎年「ゆうゆうカーニバル」と「ファミリーミュージックコンサート」を行ってまいりましたが、今年は柏原市の子育て応援イベントとして一本化することになりました。
午前の部と午後の部にわかれ、リビエール全館を使って人形劇や体験コーナー、コンサートなど盛りだくさんの企画を用意しています。
参加するには申し込みが必要となります。往復はがきで市役所【子育て支援課】までご応募ください。
こちら、柏原ではなかなかの人気ですので、早めに申し込まれた方が無難です!
申し込み多数の場合は抽選となります!
前回のファミリーコンサートも大盛況で、保護者の方に連れられてたくさんの幼児が集まって大喜びの様子でした。
ぜひとも、親子で、ご家族で柏原にお越しください!
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子育てママ応援サークル

平成26年7月15日 10:30~11:30  リビエールホールにて
子育てママを応援する団体さんによるベビーマッサージやベビーダンスを見学してきました。
先月リビエールから乳幼児を連れたお母さんがたくさん出てきていて、何かイベントがあったかな?と思い主催者の方にお話を聞き、はじめてこの活動を知りました。
毎月有志の方が集まってリビエールホールを借りて無料で講座というのか教室というのか開いてボランティアをされています。
寝返りをするくらいの赤ちゃんにするベビーマッサージの教室から始めて、ハイハイするくらいの赤ちゃんを抱っこひもでだっこしながらのベビーダンス、それ以上の幼児には体操や遊びを中心にベビーキッズというところで楽しく活動されていました。
代表の方にお話を伺うと、だんだん参加人数が増えてきて活発になってきて嬉しいけど、ボランティアで活動しているのであまり大きく展開はできないと仰っていました。
人数が多くなるとケガなどの事故につながるので大変配慮されているのが感じ取れました。
自分たちも新米ママのころ、いろいろ悩んでいたから、少しでも経験してきたことを活かしたいとも仰っていました。
とても素晴らしい活動です。
私ができることで何かお役に立てないか・・・考え中です。 
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新電力にシフト!

6月議会で取り上げた『新電力』
他の都道府県で新電力への切替が加速しています。
しかし、ニュースにもあるようにメリット面はコストを抑えられることですが、デメリット面は大手電力会社に比べ発電力が少ないので夜間供給が厳しいことです。
発電力を克服し、安定した低価格で提供されるようになれば、公的機関のみならず中小企業なども選択しやすくなり、導入する事業所が増えるのではないでしょうか。
2年後には家庭用の小売りも展開されます。電力市場が大きく変わろうとしています。
スマートに選択し、ムダをなくして必要なものへ全力をそそいでほしいと思います。
これからますます新電力に目がはなせません。

心にひびく漢字の授業



想いをもって伝えると

ちゃんと心に響きます

話しの中身が自分の利益でなく

相手のことを本当に思って生まれた言葉であれば

とても心にしみるものになりますね
 

私も、人と向き合って話しをするとき

想いをもって伝えたいと思います
 

言葉がむねに突きささります

少年たちの心にも突き刺さったのでしょう

素晴らしい授業ですね
 

7月は社会を明るくする運動の強調月間です

再犯のないよう、周りの人たちで心の支えができればと願いますが実際はどうすればいいのかわかりません

命の文字はとてもシンプルでとても重みのあるものだと、改めて私も教わりました

 


 

チベットの今(3)に参加して

2014年7月7日 大阪国際交流センター
知っておかなければならないチベットの今 第三回目
前衆議院議員の長尾たかしさんよりFacebookでご招待いただき参加してまいりました。
会場は超満員で(250人)ニコニコ動画で生放送していたところ260人も視聴されていたそうです。 
以下Facebookより抜粋

チベット中央政府から
 キャルサン・ギャルツェン国会議員
 イェシ・ドルマ・アンデュクツァン国会議員
 ヤンチェン・ドルカ国会議員 
現在チベットでは中華人民共和国の支配・統治にともなって各種の問題が生じています。特にチベット人による独立運動への弾圧、弾圧にともなう中国軍によるチベット人の大量虐殺や人権侵害が大きな問題になっています。

本シンポジウムではそういったチベット諸問題について中国政府の見解とチベット亡命政府の主張を対比させながらの解説、及び今現在チベットでどのようなことが起こっているのかについて講演していただきます。 

現在行われている人権蹂躙を遠い外国のことと黙って見過ごすことはできません。それが成熟した文明を背景に豊かな生活を送っている我々の責任であると考えます。今こそこういった真実を知って次世代へ伝えるべきではないでしょうか。

今回の講演は、前々回のディキ・チョヤン外務大臣、前回チェリン・ワンチュク厚生大臣による講演会の第三弾としてチベット中央政府より三名の国会議員を招きより深く、より正確に「チベットの今」を知って頂ければと願っております。 

弾圧されているチベットの今を亡命政府の国会議員が世界中に発信しています。
ネット上では目を覆いたくなるような残虐な映像も流れており胸がしめつけられますが、彼らの活動によって遠い国でも現状を、そして事実を知ることができます。
2006年9月30日 登山者がたまたまビデオ撮影した動画

戦争のない日本に住んでいるとこのような現実が同じ地球上で起こっているとは信じがたいことです。
チベット亡命政府の議員の方々は、この現状を多くの人に知ってもらうことで自分たちの国チベットの文化・言語・宗教を守ろうと活動されています。

チベット本土からインドへ亡命した子どもたちの絵をいただきました。
これを見ると彼らの悲痛な叫びが届きます。
この絵本がほしいという方はぜひご一報ください。

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学制改革また一歩前進



6月議会で柏原市の小中一貫教育への取組の現状と今後について質問しました。
その際、学制改革についても併せて伺ったところ「国の方が定まり次第、本市の教育に有効活用できるか吟味し検討する」と回答をいただきました。
教育に力を入れていこうとしている柏原市にとって、国の前進がますますの励みになります。
今までの制度の良さを残しつつ、新しいものを取り入れながら対応していくことが理想です。
私は6・3・3制を変える必要があると思います。 
身体面・精神面で昔と違い子どもの発育が変わってきており、特に第二次性徴の成長期が1~2年早くなっていると感じます。 
学制を見直し、現行の6・3・3制から4・4・4制を私は提案します。
しかしながら、小中学校は一貫教育に取り組みやすいのですが高校までを入れるとなると義務教育制にしないといけません。 
まずは小中学校までの9年間の見直しから取り組み、将来的には高校までの義務教育化を視野に入れ、さらなる制度の見直しをする必要があると強く思います。



学制改革で学年の見直しを!(まずは9年間)

最初の4年間で読む・書く・聞く・話すなどの国語力と計算力などの基礎的な学力をしっかりと身につけ、道徳教育、情操教育の中から他人への思いやりとしっかりとした自己を確立することをめざします。

第二次性徴を迎える次の4年間では応用的な洞察力や論理性を身につけ、社会に必要な知識をしっかりと吸収します。 また自分が社会とどう関わっていったらいいのか、将来どの方向へ進むべきなのかといった思春期特有の悩みにも真正面から取り組むことが大切です。

最後の一年は高校受験を含め自分の夢のために専門的に勉強する道筋をつくるといった教育環境の整備をするといった【4・4・1】制の立場で検討をすすめていきたいと思います。
日本ブルーリボンの会
公式サイト
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ブルーリボン拡散運動
市政に関するご意見募集しています!
市民の皆さんが市の施策に対してどのように感じ、どのように受け止めておられるのか、声を発していただかないと伝わりません。
寄せいただいた声は大変貴重なものです。声を行政に届けるのが市民代表としての議員の仕事です。
これからも、皆さんの声をひろいあげる仕事をしていきますので、何かありましたらいつでもご連絡ください。
もし、まちなかで見かけたら気軽にお声掛けください。

メール info@yamaguchiyuka.com
FAX  072-926-5077

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