6月議会でいじめ問題に対する学校や教育委員会の対応について個人質問をしました。
その際に、偶然にも登壇前日に八尾市のいじめのニュースが流れてきました。
柏原市においてこのような事態とならないようにという意味合いを込めて新聞記事内容を参考資料として取り上げた経緯がありますので、その後の経過が大変気になっていました。
そして昨日、第三者委員会の調査報告が発表されたようです。





結局、また学校や教育委員会の対応の甘さが露呈した結果となりました。
吹田市のいじめ事件の時も同様に、学校の初期対応の遅れがいじめを解決できないまま逆に助長させ長期化するケースが、他のいじめ問題でも非常に多く見受けられます。
児童、生徒がいじめを受けていると感じた時点でいじめと認定され、周りの大人が対応することが「いじめ防止対策推進法」という法律で定められています。
つまり、対応しなければ違法行為にあたるという意味です。
この法律を教育に関わる方々がどれだけきちんと理解し、法に基づいて行動されているでしょうか。

いじめのニュースを見る度、私は心の底から悔しい思いがあふれてきます。
いじめ自体を無くすことは出来ないとも思っています。大人の世界でもいじめは存在します。
いじめは起こるものと理解し、起こった時の初期対応が一番重要です。被害を受けている子どもを守るのはもちろんのこと、加害側の子どもにいじめがどうしていけないことかを教育していくことが大事です。早いうちにいじめの芽を見つけて指導していくことが周りの大人の役割です。
いくら学校のない日や学校外の場所でいじめが起きていても、学校内の児童、生徒間で起きているいじめについては、当然学校も対応しなくてはいけません。
まだ未熟な児童、生徒に教育していく側の大人が襟を正して行動しないと、子どもたちを守ることは出来ません。

柏原市のいじめ問題の対応について深く議論をし、教育委員会から答弁をいただきました。
議会の動画を是非ご覧ください。


6月議会の報告書チラシです。表面にいじめについてまとめました。
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議会での質問、行政に切り込んでいく山口ゆかを見てください!