柏原市議会議員 山口ゆか ブログ

柏原市議会議員 山口由華の日ごろの活動を発信しています。

議会

質問動画がアップされました。

3月8日、10日の議会動画がアップされました。

質問内容をまとめたものを改めて後日ご報告します。

まずは動画を見ていただけると幸いです。


市政運営方針

・にぎわいづくりの目的と期待される効果について

・「柏原市国民保護計画」について

・市内商工業の活性化への取組のうち、商店街への支援について

・市長が目指す「新しい柏原」について






議案


・市有地測量等業務委託料について

・空家等対策推進事業について

・市立柏原病院の今後の経営見通しについて

・行政財産の貸付けの更新の経緯について
 (民間事業者が勤労者センターの一部を間借りして事業)







かしわら手ぬぐいWEEK


厚生文教委員会が先ほど終わり、残すところ20日議運、23日の本会議で3月議会は終了です。




歴史資料館のミュージアムグッズの中に手ぬぐいがあって購入したので、議員控室でひとり「手ぬぐいWEEK」開催中です。


ミュージアムグッズには付箋もあります。
線刻壁画の付箋が何気にかわいいฅ(♡ơ ₃ơ)ฅ
まんが「やまとは恋のまほろば」に高井田横穴古墳が取り上げられて、若い女子の来訪も増えてるらしいので、この付箋もどんどん宣伝してほしいです。


トートバッグはあいにく売り切れとのこと。
PXL_20230316_055133521
PXL_20230316_055216552
GridArt_20230316_150033503


質問通告しました。

市政運営方針、提出議案に対する質疑が整いましたのでお知らせします。
持ち時間25分であれもこれもは聞けないので、厳選しています。


市政運営方針

・にぎわいづくりの目的と期待される効果について

・「柏原市国民保護計画」について

・市内商工業の活性化への取組のうち、商店街への支援について

・市長が目指す「新しい柏原」について


議案

・市有地測量等業務委託料について

・空家等対策推進事業について

・市立柏原病院の今後の経営見通しについて

・行政財産の貸付けの更新の経緯について
 (民間事業者が勤労者センターの一部を間借りして事業)


それぞれ3項目に絞りたかったのですが、今年も4項目になってしまいました。
早口になってしまうので、動画がアップされましたら是非、速度を落として見ていただけると幸いです。

PXL_20230222_082627670




令和5年度の予算審議他、議会が開会します。

明日、2月16日から3月23日までの36日間、議会が開かれます。
次年度予算や市長の市政運営方針もあるのでボリュームがありますが、議員の役割としてしっかりとチェックしていきます。

内容についてはすでに議会事務局のページでアップされていますので、↓からご確認ください。





そして、すでに登壇日程も決定しています。

市政運営方針
3月8日 11時~(25分間)


議案
3月10日 11時30分~(25分間)


YouTubeでライブ配信もありますので、是非ご視聴ください。

2023年02月15日10時10分11秒
2023年02月15日10時11分03秒

市政運営方針の2ページ目に、今年は市制65周年の記念として市民総合フェスティバルにおいて「かしわら花火」を復活させるそうです。
11月の文化の日あたりです。

また、今年度の補正予算で、物価高騰対策としてキャッシュレス決済によるポイント還元事業が再度予定されています。(9400万円)
恐らく各会派から質問が出てくるかと思います。

その他いろいろ議案が提出されています。
私の質問事項の内容が決まり次第、追ってお知らせいたします。




9月に種まきするはずの予定がすっかり遅くなって、10月後半にまいた"スパニッシュフラメンコ"がようやくひとつだけですが花を咲かせてくれました。
昨年の冬に咲いた花から出来た種です。
他のご家庭の鉢に比べたらかなり遅い開花でしたが、これからが楽しみです。
PXL_20230215_012105444~2


個人質問の内容です。⑤コミュニティタイムラインの推進

⑤コミュニティタイムラインの推進について



こちらのブログでも紹介したコミュニティタイムラインを議会で取り上げ質問しました。
私は以前、行政ではなく市民が作る避難所運営マニュアルを提案したことがあり、このコミュニティタイムラインは前段階での作成にあたるので、興味があり、本郷地区の自主防災訓練に参加させていただいた次第です。

本郷地区で自主防災訓練のなかで、大阪府も参加され、コミュニティタイムラインの作成が実施されました。
災害時に、いつ、誰が、何をするのか、ということを地域で時間軸で取り決めをしておくものです。

柏原市の他の地区でも取り組んでいただきたいと思い質問し、有用性を広く周知し、他の地域へも展開できるよう努めていくと答弁していただきました。

また、現在コロナの影響から自主防災活動を自粛を余儀なくされ、活動が停滞している地域もあるため、コミュニティタイムラインの導入で改めて地域のつながりが期待できないか質問しました。

防災担当部局としても、地域の自主防災組織に入り、防災組織体制の強化を図っていかなければならないと認識しており、コミュニティタイムラインの作成演習や、避難所運営演習などを新たに取り入れ、訓練内容を拡充させていきたといと答弁していただき、有意義な議論が出来ました。

避難に関しては、福祉の情報も必要です。
1人で避難できない、防災情報が自分で入手できないといった災害弱者、要配慮者の避難誘導など、福祉関係の方からのアドバイスも重要ですので、今後は福祉部局も参加していただき、横断的な取組を要望しました。

個人質問の内容です。④人権 北朝鮮拉致被害問題

人権基本方針・推進プランの改定(北朝鮮拉致被害問題)

今回、改定されたプランに「北朝鮮当局による拉致被害者」などの重要な取り組みとして新たに5項目が追記されました。

平成18年に策定された時には、すでに北朝鮮から蓮池薫ら拉致被害者が帰国されていたのですが、当時はまだ人権問題として認識して取り組んできていなかったようですが、今回明記されたことで安心しました。

毎年、フローラルセンターでは人権週間において、アニメ「めぐみ」を上映開放されてきていましたが、今回新たな取組として、市民を対象として3日間で映画「めぐみへの誓い」の上映会の開催をしました。
この映画は、様々な証言や証拠によって、北朝鮮国内での日本人拉致被害者の生存が明らかになっているにもかかわらず、拉致事件は長期にわたり進展がない状況が続いており、そんな状況を変えようとこの映画は製作されました。製作費は全て寄付によって集められ、昨年全国で劇場公開されたものです。

平日昼間の開催だったので、参加可能なかたは限られていましたが、映画を見た方からはとても意義深い映画だった、多くの人にも見てほしい、などの感想があり、皆さん涙されていたそうです。

私たち日本人ひとりひとりが声を上げ訴え続けていく必要があります。
なぜなら、声を上げない、ということは拉致を問題として捉えていないという間違ったメッセージにつながりかねません。
二度とあってはならないという強い意志を示すためにも、これからも取り組んでいただきたいです。

多くの方に見ていただきたいと思いますので、今後は土日や夜間の開催を要望しました。

個人質問の内容です。③道路施策(田辺旭ヶ丘線、スマートIC整備、大県本郷線)

③道路施策について

田辺旭ヶ丘線

10月に田辺旭ヶ丘再評価委員会が開催され、「道路整備により、災害時の通行規制箇所の見直しが出来ることや救急搬送の時間短縮などからメリットがあること、供用開始の目標は令和14年度を目指している」とあります。

令和4年度、5年度の2ヵ年で詳細設計業務を進めており、国道や府道、鉄道などの関係機関協議、地下埋設物事業者との移設協議を踏まえ、工事スケジュールを含めた工事発注図書の取りまとめを行い、詳細なスケジュールを決定していくとのことです。

この事業は柏原市が事業主体となるため財源の問題があります。
仮に工事費用が20億円かかったとして、10年返済の市債を財源とした場合、単純に1年で2億円で、その2億円を道路自体そのものが生み出す経済効果で補てんしていくことが理想です。
例えば、道の駅を作って収益を上げるとか、スマートICが出来るなら物流センターを誘致して法人税があがるとか、そういった項目をさらに10、20と作って、トータルで道路にかかる費用を補てんできるような経済効果のある計画に対して、この5年、10年で動くことが重要だと思います。
どのように考えているか質問しました。

田辺旭ヶ丘線の整備効果としては

・近鉄河内国分駅周辺道路の渋滞解消
・近鉄大阪線にて分断されている国分地域の地域間交流が図れる
・また交通ネットワークを充実させることによる防災面や救急医療活動の強化など
・さらには、スマートインターチェンジも同時に整備することで利便性が向上
・国分東条町地区計画区域などへの新たな民間開発
・観光面の集客向上 など

これらの計画は柏原市都市計画マスタープランに将来像として、産業の活性化を目指したまちづくりとして位置付けているとのことでした。

10年後には供用開始を目指しているので、今から視野に入れて、戦略を立てて、計画を立てて、必要な部局は動き始めていただき、全庁的な取組を要望しました。



スマートインターチェンジ整備の進捗

令和2年度→現地測量及び概略設計で構造的に設置可能であることを確認

令和3年度→整備の必要性(※1)をとりまとめ

令和4年度→周辺道路の将来交通量の推計、概略設計、費用便益の算定など(※2)の業務を土木設計コンサルタントと契約を締結(二ヵ年)

令和5年度→直轄調査を事業採択していただくよう(※1)および(※2)を要望書に反映させ、本格的な要望活動を行っていく

進捗を確認し、引き続き要望活動をお願いしました。




府道大県本郷線(国道25号線から外環状線までの区間)

8月の府政報告会で、大阪府に2点質問していました。

(1)国道25号線との接続部の交差点改良に対する国への要望活動について
(2)国道25号線から外環状線までの区間の延伸事業の進捗について

(1)については、まだ事業着手前の段階であり、延伸事業が採択されたら国と協議していきたいということでした。
(2)については、今年度、評価審議会を開催する予定とお聞きしており、調べたところ10月と11月に開催されていました。

これらを踏まえ、事業の進捗について質問しました。

大阪府では
令和3年度→事業化に向けた課題整理を含めた予備設計業務を実施

令和4年度→大阪府建設事業評価審議会を開催
      慢性化する中河内地域の渋滞緩和や幹線道路ネットワークの形成、
      防災機能の強化などの理由から事業を実施するという方針が出された

令和5年度→事業認可取得に向けた検討に着手予定

こちらも着々と大阪府で進められており、安心しました。

道路施策3本の進捗を確認するために質問し、答弁をいただきましたが、いずれも少しずつですが柏原市域の道路施策が動き始めていることを実感しています。
地味で地道な要望活動が、未来の大きな実となり花となります。
担当課には引き続きの要望活動をお願いしました。


個人質問の内容です。②市街化調整区域ガイドライン(国道25号バイパスについて)

②市街化調整区域ガイドラインの改定について

改定の内容

・災害のおそれのある区域など、地区計画を定めてはいけない区域の基準「対象外区域」

・市街化調整区域内に地区計画を定められる区域(市街化区域から100m以内、鉄道駅から500m以内)の基準「対象区域の類型・基準」

・国道25号バイパスの整備を意識し、新たな幹線道路が整備された際には、そのポテンシャルを活かした地域経済の活性化を図れるよう「幹線道路沿道地域」を追記



国道25号バイパス期成同盟会の活動内容


 8月18日 総会
10月19日 近畿地方整備局長と面談
11月16日 国土交通省道路局次長と面談

期成同盟会では、渋滞状況調査の結果から、国道25号を通過する交通の6割が、国道165号から国道25号へ流入していること、バイパス道路を国道165号まで接続することで、国道25号にも同時に接続できることから、府道大阪柏原線の終点である恩智川法善寺多目的遊水地付近から、西名阪自動車道柏原インターチェンジ付近へ接続するルートで合意に至った。
最終的なルート決定の判断は、国が行う。


ー・-・-・-・-

都市計画審議会で三重県多気町「多気VISON」の紹介がありました。
新しい道路のわきに大規模な商業施設が作られて、人が訪れる、人が集まる工夫がありました。

新しく道路作ることで何が変わるのか。未来ある何か、心が動くものを示して、地元の方の理解を得て、ご協力いただけるようなプランが必要です。
今のままでは、人口減少とともに山間部の衰退は免れません。担当には知恵をしぼっていただきたいです。
ただ単に奈良と大阪市街地を結ぶ通過道路となるのではなく、柏原市の活性化につなげていただきたいと要望しました。


個人質問の内容です。①体育施設の指定管理者の指定

①体育施設の指定管理者の指定について

現在、市立体育館、市立第二体育館、片山テニス場、堅下テニス場の4施設をオーエンスが、堅下北スポーツ広場をサンアメニティがそれぞれ指定管理者として管理運営を行っており、令和5年3月31日で終了となります。

今回は、堅下北スポーツ広場も含めた5施設の一括運営について指定管理者の応募を行いました。
令和5年4月1日から5年間の指定管理について4社が応募されましたが、B社とは0.8点差で、点数が一番高ったオーエンスが引き続き選定されました。

オーエンスは平成22年度から12年間管理運営をしています。
この間、良かった点もあれば悪かった点もあったでしょう。
実際、私も苦情、陳情をお聞きしたことがあります。

「これまでの問題点や利用者の皆様からいただいたご意見を改善点として今後にいかし、創意工夫に満ちた運営のための協議を進めていく」と答弁をいただきました。

利用者の皆さんに心地よく利用していただくためにも、市では監督の役割をしっかり果たしていただくよう要望しました。

質問動画を是非みてください。

12月13日の個人質問の動画が配信されました。
後日、詳細もアップします。
まずは動画のお知らせです。

そういえば…痛恨のミスを。
「5番議席」とはりきって言ってるのですが、それは2期目の議席。
今は4番でした…。



議案より
・体育施設の指定管理者オーエンスの指定について


一般質問
都市整備
  国道25号バイパスについて


道路施策について
  市道田辺旭ヶ丘線、スマートIC整備、府道大県本郷線 の進捗について

人権
人権基本方針・推進プランの改定について
  「めぐみへの誓い」の上映会

地区防災
コミュニティタイムラインの推進について
  自主防災訓練における取組について




「めぐみへの誓い」の上映会の会場
DSC_5989
DSC_5990

ハッピーエンドのお話ではないので、皆さん涙を流され、見終わった後は、考えさせられる、他の人にも見てほしい、という感想があったと聞いています。

人権推進課の皆さんにはご尽力いただき感謝申し上げます。
また是非、近いうちに休日や夜間の上映会の開催をしていただきたいと要望しました。

個人質問の内容です。

12月13日(火)13:40~ 40分間登壇します。
質問内容をお伝えするのが遅れました。

議案より
・体育施設の指定管理者の指定について


一般質問
都市整備
・市街化調整区域ガイドラインの改定について

・道路施策について

人権
・人権基本方針・推進プランの改定について

地区防災
・コミュニティタイムラインの推進について

signal-2022-12-10-224327_002




他の議員の通告内容はこちら
1日目 2日目


12月10日~16日まで、北朝鮮人権侵害問題啓発週間です。
12日、13日、14日は映画「めぐみへの誓い」の上映会がフローラルで開催されています。
平日の昼間にもかかわらず、たくさんの方にご視聴いただけたようで安心しました。
あと二日あります。
1人でも多くの方に見ていただきたいので、担当課には休日や夜の開催も検討していただきたいです。
そのことも明日、議会で要望します。

明日、ライブで配信されます。
こちらから是非。

柏原市議会 youtube



議員控室の廊下に貼られていました。
大和川河川敷で音楽とキャンプをするそうです。
DSC_5985

令和4年12月議会始まりました。

あと2日で師走ですね。
11月29日〜12月23日までの25日間で12月議会、開会しました。
6月議会と12月議会は個人質問で、1人40分間の時間で質問します。
本会議の初日に質問の順番を決めます。

で、私は5番目になりました。

12月13日(火) 13:40〜14:20

お時間ある方は傍聴にお越しください。

ちょうどその日は「めぐみへの誓い」上映会があります。
(上映会は12日〜14日 フローラル3階)

もろかぶりです。

映画館と同じ画質ですので、この機会に、たくさんの人に鑑賞していただきたいと思います。


個人質問の内容が決まれば追ってお知らせします。
Adobe Scan 2022_11_29_1~2

 

【臨時議会】物価高騰対策 事業者支援・農業資材等支援

本日11月8日に臨時議会が開会されました。

物価高騰対策とする臨時交付金を活用した事業者支援2件他が議決となりましたのでお知らせです。

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

1件は事業者支援

【コロナ禍における物価高騰等の影響を受けている市内事業者に対し、水道光熱費、燃料費について支援金を支給する事により、事業継続を支援する】ものです。

令和3年度確定申告決算の光熱水費・燃料費の合計額が
  • 50,000~200,000未満なら ➡ 支援金 10,000
  • 200,000~500,000未満なら ➡ 支援金 20,000
  • 500,000~1,000,000未満なら ➡ 支援金 30,000
  • 1,000,000以上なら ➡ 支援金 50,000

ただし、燃料費を消耗品費などに計上されている場合、そのうちから燃料費がわかる明細の提出が必要です。



ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

2件目は農業支援

【コロナ禍における、農業用資材等の価格が上昇していることを踏まえ、コスト上昇分の一部を支援することにより、農業経営に及ぼす影響を緩和する】ものです。

令和3年度の売上額が
  • 500,000~1,000,000未満なら ➡ 支援金 10,000
  • 1,000,000~3,000,000未満なら ➡ 支援金 30,000
  • 3,000,000~5,000,000未満なら ➡ 支援金 50,000
  • 5,000,000~10,000,000未満なら ➡ 支援金 100,000
  • 10,000,000以上なら ➡ 支援金 200,000

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

いずれも申請期間は12月1日~2月28日

申請方法は郵送のみ

申請の用紙は産業振興課窓口でもらうか、市のWEBサイトからダウンロードできる予定

詳しくは、12月広報(11/25発行)に掲載されます。

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー


そして、先日専決処分された水道料金基本料金4ヵ月分(12月~3月)減免事業の報告もありました。

基本料金640円(税込み704円)
12月~3月 4ヵ月分 合計2,816円

4ヵ月間は、水道使用の基本料金がかかりません。
この事業には約1億円の国からの臨時交付金が充当されます。




エネルギーや物価高騰がじわりじわりと私たちの生活に影響を与えています。
対策事業はありがたいことです。



DSC_5686~3


9月議会報告⑤ 水難事故防止対策について

一般質問
(4)水難事故を防止するための対策について

8月に大和川で水難事故があり、若い命が失われてしまいました。
過去にも同様に川遊びにきていた子供の事故がありました。
川と共存する柏原のまち、だからこそ楽しい場所であると共に自然の恐ろしさも兼ね備えていることを、子どもから大人まで学ぶ必要があると私は考えます。
今後、痛ましい事故を未然に防ぐためにどうしたらいいのか、という観点で質問しました。

水難事故の防止対策について

【答弁】
警察、消防、消防団が現場へ出動し、救助活動や行方不明者の捜索などを連携して行っている。
水難事故は自然災害とは異なり、危険な行動を回避することにより、一定の防止ができるものであり、危険な場所で子どもだけで遊ばせないなど、子どもやその保護者にむけた予防啓発を丁寧に行っていくことが重要であると考える。
市役所庁舎と隣接しているため、市役所に助けを求めにくることも想定され、救命胴衣や浮き輪など救助用資器材の配備についても検討している。


救助用の資器材は見えるところに配備していただきたいです。
また子どもたちへの教育として、プロの指導員による着衣泳指導や、柏羽藤消防組合の出前授業などを活用し、取り組んでいただいています。

市長にも質問したところ、
予防啓発が重要。自らの命を守るということを教育の現場で取り組むことは、子どもだけでなく大人の水難事故の防止につながる。
大人への予防啓発も検討していきたい。
河川空間のオープン化に推進していく中で、救命胴衣などの配備を進めている。
市民には天候や河川の状況を確認、また救命胴衣などの備えをしていただき、大和川を安全にご利用いただきたい。
大和川は柏原市にとって貴重な財産。
命を守ることは重要で、しっかり取り組んでいく。
と心強い答弁をいただきました。

私からの要望は、

夏前には広報などで、子どもだけで川に遊びに行かないように呼びかけを。
増水しているときに川を見に行くななど啓発を。
河川敷やそのおりる階段、
また橋のところに注意書きの看板を立てるなど、河川事務所にも要望しつつぜひとも実現を。という点です。

もう二度と水難事故が起きないよう、今から出来る対策をしておいていただきたいと切に願います。





9月議会報告④ 管理不全な土地・建物について

一般質問
(3)管理不全な土地や建物の市の対応について

管理が行き届いていない、放置されたままの土地や建物の問題があります。
たとえば、一般的にゴミが家の外まで散乱していて、不衛生な家屋、いわゆるゴミ屋敷や、安全性が担保されていないブロック塀であったり、火災により住めなくなった家屋がそのまま放置され、隣近所に危険を及ぼしているケース、雑草の繁茂や土砂の危険がある土地など、放置されたままだど犯罪の温床になる恐れがあり、二次的な事故や災害を引き起こすことにもなりかねません。
どのような対応をしているか質問しました。


【答弁】
土地について
柏原市の「空地の清潔保持に関する条例」に基づき、管理不全な土地に対して改善依頼の文書を送付し、応じない場合は文書の再送付、電話および直接訪問による依頼をする。
所有者不明の場合は近隣への聞き取り調査をするなど、継続的に取り組み解決を図る。
令和3年度の文書送付は42件、そのうち改善されたものは34件、8件は継続案件となっている。
なおそれでも改善されない場合は、行政代執行法により所有者に代わり改善を行うことが規定されている。

また、民法や関連法の改正により、
管理不全土地や所有者不明土地について、利害関係人からの申し立てにより、裁判所が所有者に代わり土地を管理する管理人を定め、適正に管理を行うという新しい制度が令和5年度より始まるため、市が制度の紹介をすることで問題解決の一助となるものと考える。


建物について
「空家等対策の推進に関する特別措置法」に該当する空家等➡登記や課税情報等から所有者を調査し、確知できた所有者に対し口頭や文書にて助言等を行う。
空家等に該当しない建物➡建築基準法となり大阪府へ報告を行う。

隣地や道路側へ影響を及ぼす場合、緊急措置としてカラーコーンやバリカーを設置。
建物については所有者自らが維持管理するものであるが、事案によっては関係部署で情報共有し、精査したうえで
「空家等対策の推進に関する特別措置法」
「建築基準法」「道路法」「消防法」など該当する法令等に沿った対応となる。

以上がいただいた答弁です。


緊急を要する場合でも、庁内の複数の課にまたがり、法的根拠に基づいて段階を踏んでいくことになり時間がかかってしまいますが、市民の生命と財産を守る身近な行政として、危険が差し迫るような緊急性の高い案件については、出来る限り早期に解決できるよう要望しました。



また、火災などの突発的な事故で危険な家屋になっているケースもあります。
ひとり暮らしの高齢者の火の不始末も問題となっています。

火災報知器の全国設置率は平均84%、大阪府は84.1%です。
大阪府下では
大阪市と堺市の消防局で91%、八尾消防本部が85%で、柏羽藤消防組合消防本部は76%

柏羽藤消防組合による令和3年度調査の住宅用火災警報器の各市の設置率は、
羽曳野市では76%、藤井寺市では68.7%、柏原市の設置率は60%です。
(藤井寺市は地元区長の働きかけで共同購入され、さらに設置率が上がる見込み)


市として火災報知器の設置促進について、どのような対策をしているかお聞きしたところ、
【答弁】
柏羽藤消防組合で啓発活動を行っており、市においても広報での周知啓発や自主防災訓練で呼びかけたり、消防組合と連携して取り組むことが重要であると考える。
住宅用火災警報器の設置義務化から10年が経過しているため、機器の交換時期を迎えており、区長会の協力を得ながら住民への周知を依頼し、設置促進の取組を強化しているとの報告を受けている。

とのことでした。
柏原市には高齢者福祉サービスの中に、65歳以上で火の始末等に不安のある認知症や寝たきり、一人暮らしの高齢者等に、火災警報器、自動消火器、電磁調理器を給付する「生活安全支援用具給付サービス事業」があります。
柏羽藤消防組合では、火災警報器の取付支援を積極的にされているので、そちらも活用して火災予防につなげてほしいものです。

また、この事業にある電磁調理器ですが、ただでさえ、高齢になってからIHの使い方を覚えるのに時間がかかるかもしれないのに、認知症を発症されてからでは、さらに使いこなすことが困難になります。
要件を緩和して、もう少し対象者を広げて火災防止に努めていただきたいと決算委員会で要望しました。

9月議会報告③ 市立柏原病院の決算状況

(2)市立柏原病院 令和3年度決算 累積欠損金の解消について

令和2年度に引き続き、3年度も新型コロナ患者の受け入れによる病床の確保や発熱外来などに対する国の補助金があって、令和3年度決算は21億円の黒字決算となりました。

そのため、これまでの累積欠損金が解消できたとのことです。

欠損金は令和元年度末で21億7000万円ほどありましたが、令和2年度で13億8000万円まで減り、令和3年度で全額解消され0円とすることが出来ました。

累積欠損金には減価償却費などの現金の支出を伴わない費用も含まれており、資金不足につながるものではありません。しかし、将来的に支払いが生じるものもあるため、これまで資金の確保が出来ていなかったということは、経営が健全であるとは言い難い状況です。

これまで、資金不足が生じた際には一般会計から補てんしなければなりませんでした。
新型コロナも現在は落ち着いてきています。
病床確保の必要がなくなると、国からの補償も止まります。途端に、収入が減少し、経営悪化となります。

近くにあって安心できる公的病院の役割を果たすために、地域包括ケア病棟を利用した集患対策や、現在準備中の訪問看護事業との連携など進めていき、健全経営を目指していただきたいと要望しました。



(新型コロナが始まった2年度から現在に至るまで、市立柏原病院では様々対応いただきました。
特に今年はたくさんの方が発熱外来を受診されています。
市立柏原病院だけでなく、市内の医療従事者の皆さんもこれまで体を張って対応いただきまして、本当にありがとうございます。)


9月議会報告② 3回目の公立小中学校給食3ヵ月無償化について

ここから個人質問をした内容をご報告します。
個人質問内容は、

議案から
(1)柏原市立小・中学生の学校給食費補助について

(2)市立柏原病院 令和3年度決算 累積欠損金の解消について

一般質問
(3)管理不全な土地や建物の市の対応について

(4)水難事故を防止するための対策について


です。

まずは(1)学校給食費補助について。
1月から3月分までの市立小中学校学校給食費が無償となる支援事業で、今回で3回目の実施です。

この件について私は、本会議と厚生文教委員会で、

・子育て世帯に向けた施策とするなら公平性の観点から、子どもがいる全ての世帯に経済支援をするべきではないのか。

・物価高騰分に対する国からの交付金であるが、高騰している給食食材への補てんはどうなっているのか。


という点を質疑しました。

小中学校給食費の無償化は令和2年度に1回目、令和3年度に2回目、そして今回で3回目の実施です。

1回目は新型コロナの経済支援ということで、柏原市では水道料金基本料3ヵ月分の無償化、キャッシュレス決済でポイント還元などを実施する中、公立小中学生のいる世帯向けに給食3ヵ月分を無償とする事業を実施しました。

令和3年度の2回目も新型コロナが続いており、子育て支援策として小中学校の学校給食費3ヵ月無償化を実施。

しかし、この時も就学援助を受けている課税世帯は、コロナ関係なくもともと給食費の支援を受けているという理由から、この事業の根幹である経済支援を受けることは出来ていませんでした。
就学援助を受けていて課税世帯、ということは、所得が一定よりも低いけれど非課税ではないラインのところで生活をされている世帯ですので、決して余裕があるわけではありません。
そういう理由から市は就学に関する経済援助をしているわけです。

就学援助を受けていない一般の世帯は毎月の給食費を支払っていて、この事業によって3ヵ月分の給食費を支払う必要がなくなり、その分を他の支出にまわすことができます。経済支援を受けることが出来るわけです。

しかし就学援助を受けている課税世帯にとっては、一般の世帯同様コロナで経済的な負担が増加していても、市の支援はありません。そのことを昨年の議会で指摘していました。


そして今年度も3回目の学校給食費3ヵ月分無償化の事業が実施されることになりました。
残念ながら、昨年指摘した点については一切の改善はありませんでした。
就学援助を受けている課税世帯の小中学生がいる世帯は、事業の恩恵を一切享受出来ていません。


そして、何より
3回実施されている【小中学校学校給食費3ヵ月無償化】事業は、ずっと同じ世代の方への支援です。
柏原市立小学校、中学校に通わせている世帯への経済支援です。
未就学児、16歳以上の子どもがいる子育て世帯、私学に通わせている世帯への経済支援は実施されていません。
子育て支援なら、なぜ子どもがいる全世帯向けではないのかという点を質問しました。

理由の1点目は、
「臨時交付金を充当するにあたり、今年度末までに事業を実施することが条件であったこと。」

2点目は、
「すでに学校給食の無償化を2回実施しており、ノウハウがありすぐに効果があること。」

3点目は、
「国からの事務連絡で、学校給食費の物価高騰による保護者負担軽減について交付金を積極的に活用するようにと依頼があったこと。また、その交付金における※物価高騰対策のメニューに例示されていたこと。」(※国の交付金を活用して実施できる事業のこと)
という内容でした。

いくら急いでいてノウハウがあったとしても、6歳~15歳までの公立小中学生がいる世帯(就学援助を受けている課税世帯を除く)ばかりに同じ事業をすることに公平性は担保されるのか、疑問が残ります。

また今回の臨時交付金の主旨は、物価高騰対策です。
他の自治体では、食材等の高騰により給食費を値上げせざるを得ない状況があり、保護者の経済負担が増えているというニュースもあります。

藤井寺市柏原市学校給食組合では、今のところ、学校給食の値上がりはしていません。しかしながら、確実に世の中の食材等の物価が上がってきています。
食材の高騰分への何らかの補てんはされているのか質問しました。

答弁では、組合に確認したところ年間契約をしているから影響はないとのこと。
影響を受けないでやれているということは、どこかで調整されている可能性があります。
それが、食材を変えることであったり、メニューで工夫することであったり、品数が減ったり、といったことを組合なのか業者なのか、何らかの対応がされているのではないでしょうか。

物価高騰のあおりを受けるのが子どもたちの給食であってはなりません。
しっかりと調査をしてほしいのです。


組合には栄養士さんがおられるので、子どもたちの栄養摂取バランスは整えてくれていると信じていますが、肥料や燃料なども値上がりしてきており、今後もこの高騰が続くと心配になります。
年間契約しているということですので、次年度の契約がどうなるのか、そちらも心配です。

この事業自体、経済的な負担軽減がされて助かる世代もいてることは間違いないので否定はしませんが、世代間の公平性、食材高騰による給食の栄養バランスや量を保つための補てん、という意味で、確認のために質疑しました。
もし次回同じような案件があれば、しっかりと調査等をすること、また公平性を出来るだけ担保していただきたいことを要望しました。

是非動画をご視聴ください。



もう少し詳しく委員会で質問しました。



Point Blur_20221025_121858

(2)(3)(4)はまた別で投稿します。

9月議会報告①

遅ればせながら、9月30日に閉会した議会報告です。
今回は補正予算や条例改正に加え、令和3年度決算審議もありました。
令和2年度に引き続き、令和3年度も国からの臨時交付金が多く入ってきていて、一般会計の決算額は300億円ほどになり、令和元年度と比べると40億円ほど多くなっています。
(令和2年度は約100億円多くなりました。)

市立柏原病院についても、新型コロナ患者の受け入れを行っているため、国から医療体制支援や病床確保などの補助金があり、令和3年度も大幅な黒字決算となりました。
(累積赤字解消について質問した件はのちほどアップします。)

コロナでイレギュラーな財政運営が続いています。
今年度はコロナに加え、エネルギーや物価高騰で家計に経済負担が増えているため、経済支援策として国が新たに「電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金」を創設しています。
柏原市では、小学生・中学生の子育て世帯に向けた物価高騰による経済負担の軽減策として、3回目の学校給食費の3ヵ月分を補助することになりました。
(この件についても本会議で質問しました。後ほど詳しくアップします。)


他にはインフルエンザの予防接種委託料、ジョイフル国分耐震工事分担金(地下駐輪場・ふれあいステーション分按分)、市庁舎ミスト工事、新電力会社と契約解除による電気代補てん、健康増進のための動画作成委託費用や冊子作成、玉手山公園のトイレ改修工事、などの補正予算、また職員の段階的な65歳定年に関する条例改正などが議決されました。


また、先日、柏原市が専決処分した事案のお知らせです。
国から臨時交付金があり、経済支援策として12月分から3月分までの4か月間の水道料金の基本料無料とすることが決定されました。
こちらで約1億円ほどが充てられており、残りの交付金分の事業も今後お伝えしていきます。

本会議の様子(youtubeから)
Point Blur_20221024_200146






9月議会質問の動画が配信されました。

9月16日に登壇した時の質疑質問動画が配信されました。
今回は会派代表質問でしたが、会派に属さない私は25分間の時間配分です。
今回、質疑質問したことは

議案から
・柏原市立小・中学生の学校給食費補助について

・市立柏原病院 令和3年度決算 累積欠損金の解消について

一般質問
・管理不全な土地や建物の市の対応について

・水難事故を防止するための対策について



出来るだけわかりやすく聞いていただきたいと挑むのですが、残り時間が気になってだんだん早口になってしまい、御聞き苦しい点もあるかと思います。が、是非ともご視聴いただきたいです。
宜しくお願いいたします。


9/16に登壇します。(25分)

3月は予算審議、9月は決算審議をするため、代表質疑質問をすることになります。
会派で持ち時間が決まっており、会派に所属していない私は25分間だけ質疑質問ができます。
signal-2022-09-13-114106_002

予定では16日㈮11時20分からです。

内容は

議案からは
① 3回目の学校給食無償化(R5年1月~3月)について

② 市立柏原病院の令和3年度 決算状況について

一般質問として
③ 管理不全な土地や建物に対する市の対応について

④ 水難事故を防止するための対策について

以上4点を質問します。
議場での傍聴、もしくはYouTubeオンライン配信、後日動画配信、のいずれかで見ていただけたらと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

昨日の昼休み、市役所から川の方を見たら放射状に雲が伸びていました。
横に広がってパノラマで見たら迫力あったのですが、一部だけ写真に撮りました。
まだまだ日差しがきついので、暑さ対策をしてください。
DSC_5377
DSC_5378


日本ブルーリボンの会
公式サイト
ブルーリボンバッジ
ブルーリボンバッジの購入ページにアクセスできます。
ブルーリボン拡散運動
市政に関するご意見募集しています!
市民の皆さんが市の施策に対してどのように感じ、どのように受け止めておられるのか、声を発していただかないと伝わりません。
寄せいただいた声は大変貴重なものです。声を行政に届けるのが市民代表としての議員の仕事です。
これからも、皆さんの声をひろいあげる仕事をしていきますので、何かありましたらいつでもご連絡ください。
もし、まちなかで見かけたら気軽にお声掛けください。

メール info@yamaguchiyuka.com
FAX  072-926-5077

facebooktwitterからも発信しています。
ギャラリー
  • 質問動画がアップされました。
  • 質問動画がアップされました。
  • かしわら手ぬぐいWEEK
  • かしわら手ぬぐいWEEK
  • かしわら手ぬぐいWEEK
  • 中学校卒業式へ
  • 中学校卒業式へ
  • 市政運営方針、議案に対して質疑します。
  • 市政運営方針、議案に対して質疑します。
山口ゆか動画
『松柏之操』 (柏原市議会議員 山口由華 動画 【議会質問】)


You Tubeはこちらから

『松柏之操』 (柏原市議会議員 山口由華 動画 【議会質問】)
柏原市議会議員
 山口ゆかの考え
月別アーカイブ
QRコード
QRコード
RSS