人権基本方針・推進プランの改定(北朝鮮拉致被害問題)

今回、改定されたプランに「北朝鮮当局による拉致被害者」などの重要な取り組みとして新たに5項目が追記されました。

平成18年に策定された時には、すでに北朝鮮から蓮池薫ら拉致被害者が帰国されていたのですが、当時はまだ人権問題として認識して取り組んできていなかったようですが、今回明記されたことで安心しました。

毎年、フローラルセンターでは人権週間において、アニメ「めぐみ」を上映開放されてきていましたが、今回新たな取組として、市民を対象として3日間で映画「めぐみへの誓い」の上映会の開催をしました。
この映画は、様々な証言や証拠によって、北朝鮮国内での日本人拉致被害者の生存が明らかになっているにもかかわらず、拉致事件は長期にわたり進展がない状況が続いており、そんな状況を変えようとこの映画は製作されました。製作費は全て寄付によって集められ、昨年全国で劇場公開されたものです。

平日昼間の開催だったので、参加可能なかたは限られていましたが、映画を見た方からはとても意義深い映画だった、多くの人にも見てほしい、などの感想があり、皆さん涙されていたそうです。

私たち日本人ひとりひとりが声を上げ訴え続けていく必要があります。
なぜなら、声を上げない、ということは拉致を問題として捉えていないという間違ったメッセージにつながりかねません。
二度とあってはならないという強い意志を示すためにも、これからも取り組んでいただきたいです。

多くの方に見ていただきたいと思いますので、今後は土日や夜間の開催を要望しました。