一般質問
(4)水難事故を防止するための対策について

8月に大和川で水難事故があり、若い命が失われてしまいました。
過去にも同様に川遊びにきていた子供の事故がありました。
川と共存する柏原のまち、だからこそ楽しい場所であると共に自然の恐ろしさも兼ね備えていることを、子どもから大人まで学ぶ必要があると私は考えます。
今後、痛ましい事故を未然に防ぐためにどうしたらいいのか、という観点で質問しました。

水難事故の防止対策について

【答弁】
警察、消防、消防団が現場へ出動し、救助活動や行方不明者の捜索などを連携して行っている。
水難事故は自然災害とは異なり、危険な行動を回避することにより、一定の防止ができるものであり、危険な場所で子どもだけで遊ばせないなど、子どもやその保護者にむけた予防啓発を丁寧に行っていくことが重要であると考える。
市役所庁舎と隣接しているため、市役所に助けを求めにくることも想定され、救命胴衣や浮き輪など救助用資器材の配備についても検討している。


救助用の資器材は見えるところに配備していただきたいです。
また子どもたちへの教育として、プロの指導員による着衣泳指導や、柏羽藤消防組合の出前授業などを活用し、取り組んでいただいています。

市長にも質問したところ、
予防啓発が重要。自らの命を守るということを教育の現場で取り組むことは、子どもだけでなく大人の水難事故の防止につながる。
大人への予防啓発も検討していきたい。
河川空間のオープン化に推進していく中で、救命胴衣などの配備を進めている。
市民には天候や河川の状況を確認、また救命胴衣などの備えをしていただき、大和川を安全にご利用いただきたい。
大和川は柏原市にとって貴重な財産。
命を守ることは重要で、しっかり取り組んでいく。
と心強い答弁をいただきました。

私からの要望は、

夏前には広報などで、子どもだけで川に遊びに行かないように呼びかけを。
増水しているときに川を見に行くななど啓発を。
河川敷やそのおりる階段、
また橋のところに注意書きの看板を立てるなど、河川事務所にも要望しつつぜひとも実現を。という点です。

もう二度と水難事故が起きないよう、今から出来る対策をしておいていただきたいと切に願います。