(2)市立柏原病院 令和3年度決算 累積欠損金の解消について
令和2年度に引き続き、3年度も新型コロナ患者の受け入れによる病床の確保や発熱外来などに対する国の補助金があって、令和3年度決算は21億円の黒字決算となりました。
そのため、これまでの累積欠損金が解消できたとのことです。
欠損金は令和元年度末で21億7000万円ほどありましたが、令和2年度で13億8000万円まで減り、令和3年度で全額解消され0円とすることが出来ました。
累積欠損金には減価償却費などの現金の支出を伴わない費用も含まれており、資金不足につながるものではありません。しかし、将来的に支払いが生じるものもあるため、これまで資金の確保が出来ていなかったということは、経営が健全であるとは言い難い状況です。
これまで、資金不足が生じた際には一般会計から補てんしなければなりませんでした。
新型コロナも現在は落ち着いてきています。
病床確保の必要がなくなると、国からの補償も止まります。途端に、収入が減少し、経営悪化となります。
近くにあって安心できる公的病院の役割を果たすために、地域包括ケア病棟を利用した集患対策や、現在準備中の訪問看護事業との連携など進めていき、健全経営を目指していただきたいと要望しました。
(新型コロナが始まった2年度から現在に至るまで、市立柏原病院では様々対応いただきました。
特に今年はたくさんの方が発熱外来を受診されています。
市立柏原病院だけでなく、市内の医療従事者の皆さんもこれまで体を張って対応いただきまして、本当にありがとうございます。)
令和2年度に引き続き、3年度も新型コロナ患者の受け入れによる病床の確保や発熱外来などに対する国の補助金があって、令和3年度決算は21億円の黒字決算となりました。
そのため、これまでの累積欠損金が解消できたとのことです。
欠損金は令和元年度末で21億7000万円ほどありましたが、令和2年度で13億8000万円まで減り、令和3年度で全額解消され0円とすることが出来ました。
累積欠損金には減価償却費などの現金の支出を伴わない費用も含まれており、資金不足につながるものではありません。しかし、将来的に支払いが生じるものもあるため、これまで資金の確保が出来ていなかったということは、経営が健全であるとは言い難い状況です。
これまで、資金不足が生じた際には一般会計から補てんしなければなりませんでした。
新型コロナも現在は落ち着いてきています。
病床確保の必要がなくなると、国からの補償も止まります。途端に、収入が減少し、経営悪化となります。
近くにあって安心できる公的病院の役割を果たすために、地域包括ケア病棟を利用した集患対策や、現在準備中の訪問看護事業との連携など進めていき、健全経営を目指していただきたいと要望しました。
(新型コロナが始まった2年度から現在に至るまで、市立柏原病院では様々対応いただきました。
特に今年はたくさんの方が発熱外来を受診されています。
市立柏原病院だけでなく、市内の医療従事者の皆さんもこれまで体を張って対応いただきまして、本当にありがとうございます。)