新型コロナが落ち着いてきて、柏原市でも各地域でイベントが開催されています。
大和川河川敷を活用した河川空間オープン化に向け、社会実験が行われており、その一環として、4月のかしわらピクニック、5月のロハスパークが開催されました。
かしわらピクニックは残念ながら天候が悪い中の開催となりました。
ロハスパークは土日開催の日曜が天候に恵まれたこともあり、テーマごとにゾーニングされたブースは沢山の人でにぎわっていました。

ただ、いくつか課題も見受けられ、全体としての総括を質問しました。


一般質問
河川敷の活用について

5月のイベントの評価としては、
久しぶりのイベントに対する期待感も大きかったけれど、沢山の方に来場いただき、柏原市の貴重な資源である大和川と河川敷公園のポテンシャルの高さを感じている。
その一方で、駐車場や自転車に関する課題もあり、今後は安全管理の一層の配慮が必要で、対応できるよう検討を行っていく必要があると答弁されました。

コロナの影響もあるのか、車で来られた方が多く、駐車場は早い時間から満車となり、25号線が渋滞しました。
駐車場の問題を解決しないと、今後も同様の事態となってしまいます。

市役所前から水道管橋までの河川敷は整備されているのですが、そこから上流部分は草が多い茂っていて未整備のままで非常にもったいないです。
河川敷を普段は公園として市民に還元し、週末はイベント会場+駐車場スペースとして、市役所前から親水公園まで一体的に使えたら、かなり大きいイベントも開催でき、交流人口が増加します。

駐車場の課題解決のためにも検討できないか質問したところ、現時点では社会実験での課題の整理を行っている段階で、まずは市役所前の河川敷公園部分の河川空間オープン化を目指している、
将来的には、市役所前より上流にある親水公園まで、駐車場等の確保も踏まえ、検討の余地があるとのことでした。

河川敷は国の管轄なので、イベントは民間に任せて、行政はハード面の整備を、大和川河川事務所と共に進めてほしいと要望しました。



さらに、トイレや水道設備の整備について質問したところ、社会実験を重ねていく中で必要性を見定めつつ、河川管理者等と協議しながら検討していくとのことでした。

また、かわまちづくり支援制度を活用して河川敷を整備出来ないか質問したところ、将来的にはかわまちづくり支援制度を含め検討する可能性もあるとのことでした。(なんとも曖昧な言い回しですが)


未整備のところの河川敷を整備して駐車場を確保し、トイレや水道設備も整備すれば、景観もよくなりさらにポテンシャルの高い河川敷空間となることでしょう。

柏原市の自然財産である山と川を再生し、活用することが、柏原市の大切な戦略となると考えます。
推し進めていただくよう要望しました。

最後は時間足らずではしりましたー!




水道管橋のところの整備境界線
水道管橋から上流の未整備河川敷

水道管橋のところの整備境界線
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国豊橋から下流をみたところ(河川敷未整備地区)
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親水公園の奥には小規模の駐車場あり
市役所前から親水公園まで一体的に整備されたらさらにポテンシャルの高い場所となるでしょう
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