朝夕はまだまだ冷えますが、日中は暖かくなり春を感じます。桜の開花もあちこちで聞かれますね。
写真は日曜日のかしっこデイキャンプが行われたスマイルランド(里山公園)です。
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遅ればせながら22日に3月議会が終わりましたのでご報告です。
31年度予算や条例などなど、2月14日に議案が手元に届いてから1ヵ月強、議会対策に集中していました。議会が終わると同時に、他の私個人のタスクが山のように積まれており、一つ一つ片づけているところです(^^;)



今議会で決まったことはたくさんありますが、新しく始まる事業などをピックアップすると、

・放課後児童会の土曜日及び夏休みなどの開会時間を8:30から8:00に
・軽度難聴児(18歳まで)に補聴器購入等の助成
・高齢者世帯向けの特殊詐欺対策機器(通話録音)の無料貸し出し
・水道事業の長期停電対策として発電機等の整備
・玉手山公園内のトイレ等の改修
・パソコン教室や教職員向けのICT機器の設置
・新庁舎建設工事着手(7月に教育センター解体予定、旧ハローワークに移転)

などがあります。
概ね議案は可決しましたが、1点疑義を生じる議案がありました。サンヒル柏原についてです。

議案内容は、現在、市の普通財産で民間事業者に貸し出していますが、行政財産に変更してレストラン部分と他一部に面積を減らして貸し出し、残りの全てを安価な貸し部屋にするというものです。
昨年、民間事業者と家賃70万円で5年契約を結んだばかりですが、その契約を解除して、新たに家賃15万円で4年契約をし直すという提案でした。

7日、8日、11日、12日と本会議があり、ほぼ全会派がこの議案について議論しました。私も8日登壇した中でこの議案を取り上げ、いくつか質問をして市長と議論し、詳細については時間の都合上、総務産業委員会で聞いていくということで掘り下げての質問はまだしていませんでした。サンヒル柏原を貸館にすること、契約を解除して再契約すること、建物老朽箇所の改修計画等々、私には疑問点が何点もあったので、情報を収集し、必要書類を集め、柏原力UPの会の議会対策会議も開き、着々と質問をする準備をしていました。

しかしながら、総務産業委員会が始まる前に市がこの議案を取り下げ、急遽14日の委員会前に本会議が開かれました。(その時の動画がアップされています)


市側は取り下げについて謝罪をされましたが、議案を出す時には入念に調査し、庁内で議論し、市民のために必要なものであると確信して、自信を持って提示されるものだと私は考えていたので驚きました。
市の職員が議案を上程するまでに費やしたであろう時間や労力。
市民の代表という立場で、質問を考え議会に臨んだ議員の時間や労力。
議員からの数々の質問に対する答弁作成に費やしたであろう市の職員の時間や労力。
これら全て、市民のための行政と言えるのでしょうか。
行政は、行政のための行政であってはならないのです。
委員会前の本会議では、このことを強く訴えました。

職員からのボトムアップの提案に対し、市長のトップダウンの判断が行政には必要です。


今回、議案は取り下げられましたが、契約を解除しようとするということは、現状が何か課題があるからとも言えます。市には課題解決のために、今後も調査研究を継続してほしいと思います。

市民にとってサンヒル柏原がどうあるべきか、について今後は議論を重ねていくべきと考えています。

サンヒル柏原の運営について山口ゆかが本会議で質問した箇所です。



14日、急遽開かれた本会議の動画です。(再度)
















1期目の議会での質問を編集してくださいました。
行政に切り込んでいく山口ゆかを見てください!
『松柏之操』 (柏原市議会議員 山口由華 動画 【議会質問】