平成29年度の決算不認定を受けて、柏原市立病院は今後の経営の改善策を示されました。
経営改善策について議員全員協議会が開催されました。
病床稼働率が75%であると220床のうち55床が空きとなります。
そのうち44床を地域包括ケア病棟に転換し、現在17床ある緩和ケア病棟を6床増床して運用します。
合計50床を一般病棟(急性期病棟)から、より医業収益が見込まれる診療科に転棟して経営していくという経営策です。
しかしながら、これを遂行するために、人間ドックセンターを無くし、人間ドックの機能を1階2階に移します。ヴィゴラスは無くしてそこへ緩和ケア病棟を作ります。
平成23年9月にベッド20床分を人間ドックセンターに変更したのに、7年後に無くしてしまうのは正しい判断となるのでしょうか。

地域包括ケア病棟を作ることで、すぐに退院を余儀なく強要されていた患者さんにとっては入院を延長できるシステムです。うまく機能できればと願います。
もう後がありません。改善策が今後どう作用するか、しっかり見守っていきたいと思います。
全協が終わって控室に戻るとちょうど日没のシャッターチャンスでした。
日が暮れるのが早くなりました。
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