今年平成30年1月~9月の大阪府の特殊詐欺被害は1049件、総額は約25億円となっています。
内訳は下記にある通り、オレオレ詐欺、架空請求、融資保証金、還付金詐欺などの振り込め詐欺が多くを占めますが、それ以外の詐欺もあります。
最近は、警察や金融庁から電話があり、通帳を詐欺犯人が持っていたので口座を凍結する、調べに行くなど後日、警官や職員になりすまして家を訪問し、キャッシュカード、暗証番号を書いたメモを一旦封筒に入れさせて、隙を見てすり替えて持ち帰るといった巧妙な手口で使って犯行におよぶそうです。

対策としては、まずは自分から確かめることです。電話がかかってくるのも訪問されるのも全て犯人の行動によるものです。自分からは何も行動していません。
確認の意味でも、まずは警察に現状を報告する、職員の場合はその相手先の連絡先を電話帳などで自分で調べてから電話して確認、市役所や家族や知人に相談するといった、自発的な行動が必要です。たったこれだけのことを怠ることで悪い結果につながる恐れがあります。

まずは自分から行動する。
警察等に相談をする。



安全なまちづくり市民大会の第二部では、大阪府警察音楽隊の演奏がありました。
大変、迫力ある音で圧巻でした。
また、大阪ならではのメドレーも演奏してくれて、大変素晴らしいひとときでした。

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大阪府警察HPより
大阪府下の特殊詐欺発生状況(暫定値)

◇大阪府下の特殊詐欺認知件数と被害金額(暫定値)

HP資料 大阪府下の特殊詐欺認知件数と被害金額  ○ 平成30年9月末の特殊詐欺の認知件数は1,049件、前年は1,299件で、250件減少しています。 ○ 特殊詐欺のうち、振り込め詐欺の平成30年9月末の認知件数は1,040件、前年は1,278件で、238件減少しています。 ○ 振り込め詐欺のうち、オレオレ詐欺は604件、前年は328件で、276件増加しています。 ○ 架空請求詐欺は368件、前年は392件で、24件減少しています。 ○ 融資保証金詐欺は24件、前年は36件で、12件減少しています。 ○ 還付金等詐欺は44件、前年は522件で、478件減少しています。 ○ 特殊詐欺のうち、振り込め詐欺以外の特殊詐欺の平成30年9月末の認知件数は9件、前年は21件で、12件減少しています。 ○ 振り込め詐欺以外の特殊詐欺のうち、金融商品等取引名目の詐欺の認知件数は1件、前年は11件で、10件減少しています。 ○ 異性との交際あっせん名目の詐欺は5件、前年は1件で、4件増加しています。 ○ ギャンブル必勝情報提供名目の詐欺は3件、前年は9件で、6件減少しています。 ○ 平成30年9月末の特殊詐欺の被害金額は、約25億3,478万円、前年は約30億6,939万円で、約5億3,461万円減少しています。       ○ 特殊詐欺のうち、振り込め詐欺の被害金額は約25億1,527万円、前年は約29億5,557万円で、約4億4,030万円減少しています。 ○ 振り込め詐欺被害のうち、オレオレ詐欺は、約15億4,201万円、前年は約13億5,611万円で、約1億8,589万円増加しています。 ○ 架空請求詐欺は、約8億9,754万円、前年は約9億9,073万円で、約9,319万円減少しています。 ○ 融資保証金詐欺は、約3,797万円、前年は約4,755万円で、約958万円減少しています。 ○ 還付金等詐欺は、約3,774万円、前年は約5億6,116万円で、約5億2,342万円減少しています。 ○ 特殊詐欺のうち、振り込め詐欺以外の特殊詐欺の被害金額は、約1,951万円、前年は約1億1,382万円で、約9,431万円減少しています。 ○ 振り込め詐欺以外の特殊詐欺のうち、金融商品等取引名目の詐欺は、約200万円、前年は約8,917万円で、約8,717万円減少しています。 ○ 異性との交際あっせん名目の詐欺は約1,003万円、前年は約553万円で、約449万円増加しています。 ○ ギャンブル必勝情報提供名目の詐欺は約747万円、前年は約1,911万円で、約1,164万円減少しています。

※被害金額は、キャッシュカード手交型の特殊詐欺におけるATM引出(窃取)額を含む。

大阪府下の平成30年9月末の特殊詐欺被害者の年齢別・性別の分布グラフです。  特殊詐欺全体の性別の割合は、男性25%、女性75%です。  また、65歳以上の高齢者の割合は、    ・ 特殊詐欺全体では80%、うち、男性20%、女性80%    ・ オレオレ詐欺は99%、うち、男性15%、女性85%    ・ 架空請求詐欺は52%、うち、男性30%、女性70%    ・ 還付金等詐欺は93%、うち、男性34%、女性66% となっています。





















◇大阪府下の特殊詐欺認知件数と被害額の推移(確定)

大阪府下の特殊詐欺認知件数と被害額の推移のグラフ 平成23年 329件 12億6,573万円 平成24年553件 20億2,908万円 平成25年1,110件 32億1,914万円平成26年791件 36億248万円平成27年1,170件 41億7,369万円平成28年1,633件 52億6,121万円平成29年1,596件 37億6,020万円















※被害金額は、キャッシュカード手交型の特殊詐欺におけるATM引出(窃取)額を含む。