3月議会での女性超党派りんどうの代表質問をアップします。
今回は5歳児の幼児教育の無償化について議論しています。
動画も是非ご覧ください。

【5歳児幼児教育の無償化について】
平成30年9月から、5歳児に対する幼児教育を無償化とする条例改正が出されました。
幼稚園に通っている場合、5歳児の教育費全額無償化、保育所に通っている場合、5歳児の保育料の半額を無償化、私立幼稚園に通っている場合、就園奨励費の補助を引き上げ実質教育費の無償化を図るものです。

理由、目的
・保護者の経済的負担を軽減
・等しく幼児教育、保育を受けることができる環境を整え、円滑に小学校教育につなぐ目的
・国より一歩先がけた独自の取組で、子育て世帯の定住を促進し、人口減少に歯止めをかけたい

質問
①財源はどうするのか
②国が幼児教育の無償化をしなかった場合でも、市は関係なく続けていくのか
③国が幼児教育の無償化を予定通り実施した場合、この事業費が浮いてくると考えるが、その分の使い道は

答弁
①必要度、優先度を検討して選抜され予算化されたものであるので、市全体で財源を確保している
②独自事業であるので、国の幼児教育の無償化に関係なく続けていく
③財源が浮くという発想はなく、優先される事業に予算配分されるもの

意見
予定通り、国が幼児教育の無償化を実施したら、どの自治体でも等しく幼児教育が無償化となるので、柏原市の5歳児の教育無償化の効果は得られず、子育て世帯の定住促進につながるとしても1年ないし2年の担保にしかならない。
国より先がけて柏原市独自の施策とするならば、むしろ経済的負担の軽減施策に一点集中すべき子育て世帯の経済的な負担が軽減されることで、生活がしんどくなくなって2人目3人目の出産につながるかもしれない。
人口7万人を切った今、柏原市の財政のためにも人口増加策を喫緊の課題として捉え、この条例を筆頭に出生率の向上を図るべきである。



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