先週1/29に兵庫県太子町庁舎へ女性超党派りんどうで視察に行ってきました。
こちらの議場が可動式になっていて、机と椅子を移動させると大きなホールに変身します。
議会閉会中に別の用途で使えるようにと可動式の議場を採用したと知り、実際に見てきました。
太子町の人口は34,000人あまり、柏原市と同じく議員が16人、部長が4人とのことで、理事者側の机が柏原市と比べ少ないと感じました。フラットな床ですが、円形にしているのでそれぞれの顔を見渡せそうです。もちろん可動式なので、対面式にすることもできます。
傍聴席は2階に設置されているため、傍聴者は議会の様子を覗きこむような感じですね。2階にもモニターがあるので、発言者の顔はモニターで確認できます。
多用途で使用できるようにとあえて1階部分に議場を設置し、前の中庭と一体型で活用したり、音楽ホールや結婚式にも活用していただきたいということで設計されたのですが、実際には住民への一般開放はまだ行っていないそうです。実際に使用された例は、ラジオ公開放送、健康講演会、学童美術展、選挙投票所資材の一時保管などです。
将来的には、公用財産である庁舎内の議場を町民の皆さんに使用してもらえるように、今後は主たる管理を行っている総務課と条例の整備をしていきたいと話しておられました。
庁舎を文化施設と位置づけ、住民が集まり交流する場として、落ち着いた空間づくりに徹していました。ごちゃごちゃした見た目は排除し、シンプルなサイン、窓口、職員全員がコンシェルジュ、照明の色や明るさにも配慮されていました。ICカードが部屋の鍵になっていて、すべてがデータで記録されていて、勤怠管理もそのカードでされていました。
退庁時には、机の上には何も置かずにきれいに片づけて帰ることが義務付けられており、たしかにどの職員の机も物が少なかったです。柏原市は書類が山積みになっているので見習うべき点ですね。
いろいろと拝見させていただき勉強になりました。柏原市の新庁舎にも役立つよう提言していきたいと考えています。
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太子町議会議長さんと写真を
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