10月10日から開会された定例会も11月2日で閉会となりました。
今議会では常任委員会で平成28年度決算審議も執り行われました。選挙が終わってからずっとバタバタしていた気分でしたので、ようやく落ち着ける時間がもてそうです。
選挙仕様になっていた事務所をやっと通常通りに戻し、次はほったらかし状態となっていた家のなかの片づけを…頑張ります。次の議会の議案書が届くのが11月24日です。それまでに溜まっている仕事を片づけます!

【(仮称)恩智川多目的遊水地市民スポーツ広場】
今回、議会から附帯決議が出されました。
恩智川多目的遊水地市民スポーツ広場(法善寺)にかかる総額費用に対するものです。
10月22日に大型台風21号が接近し、日本各地に被害をもたらしましたが、柏原市もかつてないほどの甚大な被害が発生しました。高井田と国分市場の一部では大和川が溢水しもう少しで床上浸水となる状況でした。土砂災害のおそれがあり、石川の増水も深刻で、玉手町、石川町、円明町、片山町に居住する市民の方200~400名ほどが小学校や中学校などに一時避難される事態となりました。
被害としては土砂崩れ、道路崩れ、水路崩れ、大和川護岸崩れ、グランド崩壊など、災害復旧に多額の費用を要することから、今議会最終日に復旧工事の応急的なものとして補正予算2700万円が計上されました。今回は応急措置ですので、測量設計後、本復旧工事の全容が見えてくるでしょう。
話は戻りますが、決議案の内容は、「市の財政は厳しいうえ、台風被害の復旧にかかる経費が多額となることから、恩智川広場については多額の費用を要する事業なので、十分に精査し支払の抑制に留意すること」としています。この決議案は議員全員が賛同し署名しています。そもそも決議案は議員全員が賛同しないと提案できない仕組みとなっています。

【サンヒル柏原】
また、サンヒル柏原の運営事業者が決定しました。株式会社ライトハウスさんです。
新大阪駅に売っている中之島ビーフカツサンドを作っている会社で、大阪市内で焼肉屋なども何店舗か経営されており、店はいつもいっぱいで予約しないと入れないくらい賑わっているそうです。
サンヒル柏原では焼肉ではなく、おそらく和食の提供とのことですが、詳細は未定です。楽しみですね。
年末年始を迎える時期が近づいてきました。年賀状も発売されました。なんとか忘年会、新年会など市民の皆さんの宴会に使っていただけるように間に合えばと願っています。詳細が分かり次第、発信していきます。

【庁舎建設】
柏原市役所庁舎もいよいよ建て直し案が進んでいます。今議会では、庁舎の基本構想を策定することや設計業務などが提案され、いずれも可決されました。
熊本地震を受けて「市町村役場機能緊急保全事業」として耐震化が未実施の庁舎に対して、起債(費用の90%借金、借金の75%のうち30%が地方交付税交付金として算入される=返ってくる)することができるようになりましたが、平成32年度末までに完成しておくことが条件となっているため、逆算するとすぐに取り掛からないと間に合いません。庁舎建設に対しては後日書いていきます。

【ほか】
国分駅と高井田駅の公衆トイレの洋式化工事や、来年市制60周年を迎えるあたり周年事業の検討にクラウドファンディングを活用すること、その他の補正予算案が可決されました。

【台風被害】
下記は市から提供された台風被害の写真です。
かつてないほどの被害の大きさが伝わってきます。
土砂崩れ
01
山道土砂崩れ
02
青谷グランド
03
青谷グランド近くのつり橋
04
山道土砂崩れ
05
石川河川敷グランド
06
山道土砂崩れ
07

































議会での質問、行政に切り込んでいく山口ゆかを見てください!