平成27年4月26日(日) リビエールホール
「いのちについて」講演会が無事終了いたしました。

まずは、講師の西川美樹ちゃん、ライブをしてくれた山口采希ちゃん、山村ゲンコウさん、写真の展示でお手伝いいただいた後神くん、皆さんお忙しいところご出演くださいました。 素晴らしい講演となり感謝の心でいっぱいです。
また、準備でご協力いただいた友人たちにも感謝です。
そして最後に、講演会に足をお運びいただいた皆さん、ご参加いただきましてありがとうございました。
いのちについて、改めて考え直すきっかけとなったなら目標達成と言えます。
この輪を広げられるよう、次回の開催に向け励みたいと思います。

一部の講演では生命誕生の奇跡、神秘などを語っていただき、改めて生きる力強さを感じることができました。
 二部のライブでは現在、いのちと向き合っている方々の想いを綴ったシンプルでストレートに心に響く歌を聞かせていただきました。
そして最後に、なぜいのちについて、今回の講演をしようと思ったのか、現在どのような活動をしているのか、今後どうしていきたいのか、などをお話させていただきました。
この講演の準備段階ですでに胸にこみ上げてくるものがあって前日から不安でしたが、心配していた通り、自分が話しはじめた途端、一気に想いがあふれてしまいグダグダになってしまいました。
意図をつたえなくてはいけないと気を取り直し、この会に向けた想いを話しましたが・・・伝えられたでしょうか・・・。

以下、内容
大家族で暮らしているといのちと向き合う機会があります。兄弟の誕生や祖父母の死など。
新しくいのちが宿り、家族が増える、あるいは大事な人との永遠の別れといった形でいのちの大切さや尊さを身を以て体験し学びます。しかし、核家族になるとそのような体験をする機会が減ります。
核家族になるのはあ必然の構造であるので(戦後、たくさんの子どもが産まれ、親との同居をする者以外は家を出て暮らすため)、核家族が悪いということではありません。
いのちと向き合う機会をつくるのは、地域のなかでも可能です。赤ちゃんから高齢者まで、いろんな世代の交流の場があれば、そこで出会うことでその人のいのちと向き合うことができます。
子どもであれば、上の子が下の子のお世話をする、子育て中の新人ママさんをベテランママさんがサポートする、ご年配の方々からいろんなことを学ぶ、といったコミュニティづくりのなかから疑似体験もできるし、人のつながりがうまれます。

小さいまち柏原市でもチカンやひったくりなどの犯罪が起きています。
ボランティアで子どもの通学や下校時に見まもり活動をしていただいたり、ところどころに市の防犯カメラを設置するなど防犯活動をしてますが、そういったところを避けて犯罪は行われています。
どうすれば未然に犯罪が防げるのか・・・。
そこで、タカの目隊というものを発足しました。私たちの目がタカの目となり、日常の生活でおかしいなと感じたり、この場所は暗くて危ないなと思ったり、どんな些細なことでも不安に感じることがあれば情報として届けていただきたいのです。その情報が集まったら、関係機関に届ける役目をするのがタカの目隊です。
つまり、犯人を捕まえるのを目的とするのではなく、未然に犯罪を防ぐこと、タカの目隊がこのまちを見守っているということが犯罪の抑止力となるのです。
安全で安心して暮らせるまちづくりをしたいと思っています。

最後に12月議会での個人質問の内容を話しました。
柏原市の人口減少問題は深刻です。2040年消滅可能性都市に柏原市も入っています。人口を増やす政策が必要です。
柏原市は子育て政策、教育政策に力を入れ取り組んでいます。しかし、子育て政策だけでは出生率は向上しません。子育て政策と出生率の相関関係がないというデータがあります。別に出生率向上政策が必要です。
そのためにも、出産可能年齢(15歳から45歳)の女性の人口を増やすことを目標にすること、女性がこのまちに住んで結婚し、子どもを産み育てたいと思ってもらうまちづくりを提案しました。

色んな世代の交流の場づくり、犯罪を未然に防ぎ安全な安心なまちづくり、女性の人口を増やして出生率向上を図る政策の提案、この3つの柱で今後も取り組みます。
いのちと向き合い、いのちを大切にして、安心して暮らせるまちをめざします。
以上、内容

今回、ご参加いただけなかった方々から、また開催してと言っていただきました。
2回3回とつなげたいと考えていますので、企画ができたらお知らせいたしますのでご参加くださいませ。
P4260018P4260026P4260031P4260034