柏原と藤井寺が合区になり、いまだかつて経験したことのない激しい選挙戦となりました。
二転三転する情勢のなか、ゆるぎない信念をもち自分の選挙をすることがいかに大事であるか、ということを改めて勉強しました。
気を抜かず、全力を尽くし、最後は声も出ずボロボロになるまで。

今回の地方統一選挙で、気になる候補者がいました。
残念ながら当選されませんでしたが、有権者と政治家に少なからず影響を及ぼしたと思います。
千葉市花見川区から立候補された上野竜太郎さん、25歳ニートです。
選挙ポスターは手書きでコンビニコピー機を使用し、すべての掲示板に自らで貼っておられました。
供託金50万円のほか、諸費用合計8000円しかかかっていません。もちろん、選挙カーなし、推薦ハガキなしで公費負担ゼロ。自己資金によるチラシ、のぼり、選挙事務所もなしです。20代である、ということだけを武器に。
その結果、1399人から投票していただき、供託金の没収はされなかったようです。
選挙活動もなく、素晴らしい健闘ぶりですね。

私が心を動かされたのは、立候補して議員になるためには選挙で勝たなければなりませんが、その闘い方の型にハマらず自分らしく選挙をしたことです。
彼なりの選挙をやり通したことに拍手を送りたいです。
もちろん冷やかしで立候補したのではなく、政策を掲げ、真面目に(?)議員になろうと決意されたのだと思います。
彼は「現在の仕事の問題」と「資金の問題」を提起しています。たしかに、選挙するために私も4ヶ月間無職で政治活動をしました。
そのための資金を用意するのは簡単ではありません。
この問題をクリアしていく必要性を感じました。

いろんな候補者を見て、今後の参考になりました。

さて、今日から本格的に『いのちについて』の講演会の準備に入ります。
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