6月17日(火)午前の部の一番最後で個人質問いたしました。
6つの質疑質問に対する答弁をいただきましたが・・・・6つはボリュームありすぎでした。
前日まで調整していましたが到底もち時間40分ではおさまらない。
しかし、これ以上、言葉を減らしたくない。
ということで、とにかく、焦らず丁寧に早口で言うよう心掛けたのですが。
結果は相当焦り、早口で言うことに意識がいき逆にかんでしまいましたがなんとか時間におさまることはできました。
傍聴にお越しいただきました方々から「えらい早口に聞こえたけど」とご心配いただきました。
次回、質問の数は4つか5つに(12月議会では5つでした)して、ひとつひとつ内容をつめていけるものにしたいと思います。
肝心の質疑質問のやりとりの内容です。

1、
Q)国際交流事業についての内容について
  (友好姉妹都市イタリアのグロッセート市)


A) 本年度はイタリアのグロッセート市(および県)と友好都市連携を結び15周年の節目にあたることから友好訪伊団を派遣しさらなる交流を深める。他市との差別化・柏原市のブランド化を増強していきたい。

要望)どんな交流をしているのか市民の方に講座や情報発信をして知ってもらい、これを土台に子どもたちの国際交流のかけ橋に、誇れる市になるよう事業展開していただきたい。

2、
Q)新しく設置予定の自然体験学習施設設置事業の設置目的、施設利用の対象者について
  たくさんの事業を計画しているが、どのように運営していくのか。


A)設置目的は自然環境を生かした生涯学習の場を提供することであり、幼児から高齢者までの年齢層を施設利用の対象者に設定、とくに子育て世帯をターゲットにしている。教育委員会が中心となり事業展開する。

Q)青少年教育キャンプ場の代替施設となりうるのか。

A)代替施設ではなく、新たな生涯学習施設

Q)子育て世帯をターゲットにしているのであれば、子ども課や保育関係からの情報提供が必要と考えるがいかがか。また、平日利用の集客について現段階の方向性は

A)遊具について保育士や子ども課の意見を参考に選定し、平日についても親子体験型の企画を検討

要望)青少年の野外宿泊研修として、学校などの教育機関や子ども会などの社会教育団体がこの施設を利用し宿泊研修を行うとなると規模的に厳しいのでは。
他市の施設との連携を図り、利用条件の緩和や利用手続きの簡素化を要望。
また、連携を通じ、利用目的のすみ分けをして、青少年教育キャンプは他市の施設を利用し、他市の子育て世帯の自然体験学習はこの施設を利用してもらうことに尽力を。このことが設置意義につながると考える。


3、
Q)導入から2ヶ月経った中学校給食について問題点等は

A)大きな問題はないが、量については半数以上の男子は少なく感じ、半数以上の女子は多い感じているというアンケート結果が出ている。しばらくは学級内で個人差に応じ工夫・調整していく。

Q)補食についてはどう考えるか

A)残菜が増えたり食中毒が発生した場合、原因特定が難しい。府内でも認めている学校はない。

要望)食べ物を残すという残菜については指導範囲内であるし、補食による食中毒はお弁当持参のとき同様特定できる。お弁当のように家庭で量の調整ができないので補食についても今後検討を要望する。
他市に事例がないのは理由にならず、本市が補食認定モデル校となる努力を要望する。

4、
Q)施設分離型の小中一貫教育の現状と今後について


A)施設分離・連携型の小中一貫教育ではあるが、小中学校の生徒間の交流をしたり、教員間で意見交換や課題への取組ができるようになってきた。今後は中学校区が一体となり子どもたちの育成の取組をめざす。

Q)国では『義務教育制度』(仮称)の制度化を検討するとあるが、学制改革について考えを伺う

A)制度化については本市の小中一貫教育の取組の妥当性や有用性が認められうれしく思う。詳細が定まり次第、本市の教育に有効活用できるか吟味し検討する。

要望)施設分離型であるがゆえ、制限があるのでは。施設一体型の小中一貫教育を推奨する。
1年~4年までは基礎学力教育・道徳情操教育を、第二次性徴にあたる5年~中学校までの5年間で応用力を中心に学力向上はもちろんのこと、社会と自分との関わりかた・夢への挑戦を市が支援するような教育環境を私はめざす。


5、 
Q)子ども・子育て支援新制度の取組について

A)2つの事業を連携していく。『こんにちは赤ちゃん事業』で一定の支援が必要と判断された家庭に『養育支援訪問事業』により家庭児童相談員が継続的に訪問し、子育て中の不安の解消を図るもの。

Q)名前が堅苦しいが『子育てリンクワーカー』『育すぱーと』などはいかがか。また、相談員はどのような人を配置するのか。

A)ネーミングについては考えたい。相談員は保育士3名を配置、増員も視野に。

要望)4ヶ月までのすべての乳児を訪問する『こんにちは赤ちゃん事業』で支援が必要と判断されなくて、4ヶ月を過ぎたあとも様々な面で不安を抱えることもありうる。
事業の拡充をはかり、こぼれる家庭が出ないよう、心ある子育て支援を要望する。子育て世帯が住みたくなるまちづくりをお願いする。


6、
Q)コスト削減による新電力(PPS)の導入検討について

A)防災拠点としての機能を確保するため、安定的な電力供給、電力調達コストの削減の効果が得られることが必要条件である。新電力(PPS) を導入している自治体の状況を調査・研究し検討していく。

要望)新電力は大手電力会社の送電線を使用しており、供給が不足してもバックアップ契約により自動的に電力供給される仕組みである。さらに4年~6年後には発送電分離がされますます電力市場は様変わりする。法改正を機に導入の検討を要望する。
12月議会で提案した公衆無線LAN wi-fiについても6月13日総務省より政府の成長戦略に盛り込まれる見通しであると発表され、今後急激に普及拡大し、数年後にはwi-fiが当たり前になると予測する。

何事においても時代の流れを見きわめ、先がけて準備し、ムダのない施策を実践していただきたい。


以上、6点の質疑質問をしました。
どの点においても、想いがあるので、ぜひとも検討していただきたいことばかりです。
取り組んでいない分野についてもまだまだ勉強していきます。
 
http://www.gikai-web.jp/dvl-kashiwara/2.html
こちらで議会の様子を動画配信しております。
近日中にアップされますのでチェックしていただけたら幸いです。