6回目となる春のデイキャンプです。いつもの野外活動だけでなく、今回は「防災」を学ぶことを目的としたプログラムでした。子どもが取り組めて楽しいものになるように、何回も会議を重ねて委員の皆さんで考えた内容です。子どもたちに目的をもたせて野外活動を体験させることができるこの事業の意義を深く感じました。
今回は思いきって1年生から中学3年まで幅広く参加を募り、定員を越えた59名の応募があり、今回も全員を受け入れることになりました。そのうち小1・小2が半数を占めていて、主催者側の人数が間に合うのか心配していましたが、高学年が頑張って下の学年の面倒をみていてくれたので、無事に終えることができました。
まず、まずは火起こし。木をこすって煙を出すマイキリ型、虫眼鏡と太陽の光を利用して火を起こす方法、火打ち石を使う方法などを体験しました。子どもたちはみな興味をもって取り組んでいました。マイキリ型での火おこしはかなり苦戦していましたが、くすぶった煙が出てきて綿やおが屑を置いて悪戦苦闘の末、実際に火をおこすことができて満足気な表情でした。
私もこれまで防災教育の意義を議会で提案し、学校でも取り入れてもらえるようになってきました。
防災教育で大事なことは、まずは自分のことは自分で守る、自助力を教えてほしいのです。頼る人がいないときに、どれだけ自分で出来るかで、命の危険から身を守れるかにつながるからです。
このデイキャンプで防災知識を深めたり体験することは、今後の災害に備えとても有意義なものになると思います。学校での防災教育とはひと味違った、社会教育的観点の防災への取り組み活動で、子どもも、そして私たち大人も改めて良い経験が出来ました。
これからも意味のある野外活動を子どもたちに経験してほしいですね。
この事業を支えてくださっている社会教育団体の皆さん(こども会連絡協議会、青少年指導員協議会、PTA役員、青少年リーダー指導者会、元キャンプカウンセラー、大阪教育大学生、柏原市社会教育課)の協力があってこその事業です。いつも柏原市の子どもたちの社会教育に貢献してくださり、ありがとうございます。柏原市の子どもに良い機会をいただき心から感謝です。
開会式
火おこし体験(マイキリ型)
火おこし体験(虫眼鏡)
火おこし体験(火打石)
アルファ米の作り方実演
湯(水)を入れて15分後には出来上がり~
アルファ米のパック詰め
豚汁
昼食を待つ子どもたち
では、いただきます!!!
新聞スリッパ作り
キッチンペーパーマスク作り
毛布と竿で簡易担架の作り方実演
キャンプの感想文
閉会式
平成26年9月議会 会派代表質問より「防災教育」についての質問
山口由華
平成27年12月議会 個人質問より「防災教育」についての質問
今回は思いきって1年生から中学3年まで幅広く参加を募り、定員を越えた59名の応募があり、今回も全員を受け入れることになりました。そのうち小1・小2が半数を占めていて、主催者側の人数が間に合うのか心配していましたが、高学年が頑張って下の学年の面倒をみていてくれたので、無事に終えることができました。
まず、まずは火起こし。木をこすって煙を出すマイキリ型、虫眼鏡と太陽の光を利用して火を起こす方法、火打ち石を使う方法などを体験しました。子どもたちはみな興味をもって取り組んでいました。マイキリ型での火おこしはかなり苦戦していましたが、くすぶった煙が出てきて綿やおが屑を置いて悪戦苦闘の末、実際に火をおこすことができて満足気な表情でした。
昼ご飯はご存知の方にはおなじみの避難訓練などでもらえるアルファ米。でもまだまだ知らない人もいて、今回初めて食べる人が多かったように思います。
5キロの炊き込み用の米にお湯(水)を入れて15分蒸らすだけで出来上がり、災害時などに簡単に食べられる非常食に子どもも大人もびっくりでした。
スタッフとして参加していただいている青少年指導員協議会、子供会連絡協議会の皆さんで豚汁を作ってくださったのですが、大変おいしゅうございました。
昼からは手作りマスクと手作りスリッパのクラフト製作に挑戦しました。
キッチンペーパー・輪ゴム・ホッチキスでマスクを、新聞紙でスリッパを作りました。災害時に裸足で外に出てしまったときなどに活用できます。
中敷きを入れると丈夫になって砂利道でも歩けることなどを体験しました。子どもたちは喜んで歩き回ったので大破してしまいましたが、新聞紙がスリッパに変身し、キッチンペーパーでマスクを作れることを学びました。
キッチンペーパー・輪ゴム・ホッチキスでマスクを、新聞紙でスリッパを作りました。災害時に裸足で外に出てしまったときなどに活用できます。
中敷きを入れると丈夫になって砂利道でも歩けることなどを体験しました。子どもたちは喜んで歩き回ったので大破してしまいましたが、新聞紙がスリッパに変身し、キッチンペーパーでマスクを作れることを学びました。
私もこれまで防災教育の意義を議会で提案し、学校でも取り入れてもらえるようになってきました。
防災教育で大事なことは、まずは自分のことは自分で守る、自助力を教えてほしいのです。頼る人がいないときに、どれだけ自分で出来るかで、命の危険から身を守れるかにつながるからです。
このデイキャンプで防災知識を深めたり体験することは、今後の災害に備えとても有意義なものになると思います。学校での防災教育とはひと味違った、社会教育的観点の防災への取り組み活動で、子どもも、そして私たち大人も改めて良い経験が出来ました。
これからも意味のある野外活動を子どもたちに経験してほしいですね。
この事業を支えてくださっている社会教育団体の皆さん(こども会連絡協議会、青少年指導員協議会、PTA役員、青少年リーダー指導者会、元キャンプカウンセラー、大阪教育大学生、柏原市社会教育課)の協力があってこその事業です。いつも柏原市の子どもたちの社会教育に貢献してくださり、ありがとうございます。柏原市の子どもに良い機会をいただき心から感謝です。
開会式
火おこし体験(マイキリ型)
火おこし体験(虫眼鏡)
火おこし体験(火打石)
アルファ米の作り方実演
湯(水)を入れて15分後には出来上がり~
アルファ米のパック詰め
豚汁
昼食を待つ子どもたち
では、いただきます!!!
新聞スリッパ作り
キッチンペーパーマスク作り
毛布と竿で簡易担架の作り方実演
キャンプの感想文
閉会式
平成26年9月議会 会派代表質問より「防災教育」についての質問
山口由華
東北視察で岩手県釜石市も訪問しました。教育委員会が積極的に取り入れてきた防災教育についてお話を伺ってまいりました。「釜石の奇跡」としてメディアで取り上げられ、ご存じの方もいらっしゃると思います。現場では、「奇跡」ではなく子どもたちが日ごろの避難訓練を実施した「結果」であるとの認識をしていらっしゃいました。子どもたちへの防災教育の必要性と有効性を実感し、本市でも導入に向け検討すべきでだと提案いたします。
子どもたちへの防災教育について、現状の市の取り組みをお伺いいたします。
山口由華
◎ 浦上隆学校教育部長
防災教育につきましては、学習指導要領に基づき、さまざまな教科で防災に関して取り上げられております。 例えば小学校の場合、社会科におきましては、3年生と4年生で、災害について調査をしたり資料を活用したりして調べ、協力・連携して災害の防止や対処に努めることを学習する単元がございます。また、5年生では、災害から人々を守るという単元があり、災害の起こりやすい地域、災害を防ぐための取り組み、ハザードマップなどについて学習いたします。6年生の理科でも、火山活動による地震や山崩れに関して学習いたします。
中学校でも、1年生の理科の分野で、地学的な観点から地震のメカニズムや地震による災害等を学習いたします。社会科の地理では、自然災害、地震に加え、洪水や大雨等の気象災害について学びます。また、家庭科でも、災害への備えという項目が設けられていたり、保健体育科の保健分野では、傷害の防止という観点から、自然災害時の行動について学んだりと、教科の中で防災教育を取り上げる機会が多くございます。
以上のように、各教科で防災に関する学習を行う一方、小・中学校では各学期に1回程度避難訓練を実施しており、その前後に災害の理解と安全な行動について発達段階に応じた学習をするようにしております。近年は、避難する訓練を重ねるだけにとどまらず、予想もしない災害が発生した際に、みずから考えて行動できる児童生徒の育成を目指した取り組みにも力を入れております。
3年前より、大阪府教育委員会の実践的防災教育総合支援事業を活用し、学校防災アドバイザーを招いて、避難訓練計画についてのアドバイスや訓練の様子を見ていただき助言いただくといった取り組みも行っております。
児童生徒のみならず、保護者、地域住民と連携した防災訓練も行い、ともに防災教育について学べるような取り組みも進めております。 山口由華
柏原市では、洪水や土砂災害の危険もあります。福知山や広島のような大規模な災害のおそれもあります。
各教科の授業で地震や天候などを習うとご答弁いただきましたが、それは釜石市に視察に行って知った防災教育のリアリティーとはちょっと違います。
「まず逃げなさい」という、その理念を子どもたちに教えてほしいのです。「必ず避難所で会おう」と。この教育を受けた子どもたちが、20年後、30年後には立派な防災リーダーとなっているでしょう。そのころには、私は、そしてここにおられる皆様も、ほとんどは高齢者となっております。そのころ私たちの手をとって「逃げよう」と言ってくれるのは、この子どもたちです。
本市でも、毎年、防災訓練や自主防災組織づくりに取り組んでいただいております。さらに、先ほどご答弁でありました自然と向き合う姿勢、主体的な行動、そして周りの人々とのかかわりといった真の防災教育を教育課程で取り入れていただきますようにどうぞよろしくお願いいたします。 平成27年12月議会 個人質問より「防災教育」についての質問
山口由華
記憶に新しい鬼怒川の決壊は、山や川のある柏原市にとって他人事ではなく、ニュースの映像を見て、とても不安な気持ちになりました。柏原市においても、いつ土砂災害など起こるかわからないので、備えが必要であります。
記憶に新しい鬼怒川の決壊は、山や川のある柏原市にとって他人事ではなく、ニュースの映像を見て、とても不安な気持ちになりました。柏原市においても、いつ土砂災害など起こるかわからないので、備えが必要であります。
昼間、学校があるときに、災害が襲ってくるかもしれません。子どもたちは、自助の行動に従い、自分一人の力で避難しなければいけません。
子どもたちの防災教育について、取り組み状況を伺います。
◎蛇草真也教育監
防災教育につきましては、各校園で作成している防災マニュアルに基づきまして、災害発生時の避難の仕方や危険予測に基づく安全教育を行っております。
◎蛇草真也教育監
防災教育につきましては、各校園で作成している防災マニュアルに基づきまして、災害発生時の避難の仕方や危険予測に基づく安全教育を行っております。
各校では、調査、見学、体験的な活動を取り入れたり、教科においても自分の身を守るという観点から自然災害時の行動について学んだりしております。
また、最近では、大阪管区気象台より防災アドバイザーを派遣いただき、より実践に即した防災教育に取り組んでいる学校もございます。
本年11月の教育月間全体会でございますが、柏原市の児童・生徒に対して、吉本興業のタレントである間寛平氏より東日本大震災被災地から送られたビデオメッセージを披露させていただきました。
来年3月には、実際に生徒会の代表が岩手県大槌町を訪問し、現地の方との交流を通して、命を守り抜くことの大切さを学んでくる予定でございます。
山口由華
先週、人権を考える市民の集いで、気象予報士で防災士の正木明さんの講演がありました。自助があって、共助のパワーを強めることができること、災害時の情報の共有の重要性などのお話がありました。
山口由華
先週、人権を考える市民の集いで、気象予報士で防災士の正木明さんの講演がありました。自助があって、共助のパワーを強めることができること、災害時の情報の共有の重要性などのお話がありました。
学校のほうでも、気象台より防災アドバイザーに来ていただいて実践に即した教育に取り組んでいただいているということ、また3月には岩手県を訪問して現地の方との交流をするという予定であること、さらに一歩前進した取り組みをしていただいているということを評価させていただきます。ありがとうございます。
国土強靱化の取り組みで、学習教材「防災まちづくり・くにづくり」の教科書を希望する小・中学校に無料配布するという情報が出されましたけれども、本市の取り組みはどうでしょうか、お伺いします。
◎蛇草真也教育監
今、議員がおっしゃいました学習教材「防災まちづくり・くにづくり」は、文部科学省が大阪府教育委員会を通しまして、本年10月に配布希望調査が参りました。現在、本市におきましては、小学校3校、中学校2校が希望を出しておりまして、3学期中に各校へ配送され、活用する予定となっております。
今、議員がおっしゃいました学習教材「防災まちづくり・くにづくり」は、文部科学省が大阪府教育委員会を通しまして、本年10月に配布希望調査が参りました。現在、本市におきましては、小学校3校、中学校2校が希望を出しておりまして、3学期中に各校へ配送され、活用する予定となっております。
また、そのほか、気象庁からは全小学校の5・6年生に配布されました防災教育用リーフレット「急な大雨・雷・竜巻から身を守ろう!」など、各種団体から配布されている印刷物やDVDが学校に送られており、各校適宜教材として活用しております。
山口由華
早速、取り入れていただいているということを理解いたしました。
山口由華
早速、取り入れていただいているということを理解いたしました。
以前から防災教育を取り上げてまいりました。子どものうちから避難三原則の意義を教えて、将来の防災リーダーを育成していただきたいと訴えてまいりました。幼い子や高齢者の手を引いて導く、優しくて強い未来の防災リーダーの育成をどうぞよろしくお願いいたします。
今、柏原市に置かれている課題に対する全庁の共通の意識、すなわちパラダイムを変革して、優しくて強い柏原を目指していかなければなりません。
金星探査機「あかつき」のように、諦めず努力を重ね、情熱を持って、輝く未来の軌道に乗せてまいりましょう。
平成29年2月議会(最新動画) 25分の動画ですので是非ご覧くださいませ。
平成29年2月議会(最新動画) 25分の動画ですので是非ご覧くださいませ。